回顧

  • 土曜

 紫苑S 期待したラドランファーマはリズムを崩したのかな。休み明けでも走れる態勢にあったし、それであの競馬では、ちょっと狙い辛い。牝馬限定の条件戦。東京マイルか1400mという条件下で見直したい。

 特に秋華賞で買いたい馬もいないので全部消しの方向で。

  • 夙川S

 ミリオンベルが万全の競馬で完勝。やはり1200mでは強い。49er産駒で牝馬といえばクールネージュが思い出させる。彼女もデビュー当時は安定した馬だったけど、突如として走らなくなったし。そういった意味では、ミリオンもどこまで切れずに走れるかがポイント。

 とりあえず、このレースは重要参考レースになりうるので、次走以降のためによくチェックする必要があるだろう。

  • 朝日CC

 ワンモアチャッターが何とかなだめて重賞初制覇。ペンタイア産駒は頭数の割に走る仔をだす。G1云々の馬ではないが、G3レベルならコンスタントに走れるのではないだろうか。とりあえず、このレースもレベルとしてはそう高くはないので、特別注目すべき馬はいない。

  • 西脇特別

 期待のピサノフィリップが先行馬を差し切って勝利(らしい)。レースを観てないので。ラッキーブレイクは走らない番だったようで、叩き台に使ってきたんだろう。次はもちろん狙い打ち。

 雨が降るっていうのは聞いてなかった。そうなった時点でマイネルソロモンは消えるし、ニシノシタンには相当有利な競馬になった。マイネルモルゲンは息の長い活躍で、いつまで経っても折り合いに課題のある馬だけど、この善臣が上手く乗った。

  • セントウルS

 マルカキセキはこの人気じゃ2・3着固定でよかったな。繋ぎとか血統とか競馬を全部あわせてみると、やっぱり中央の芝の重賞で勝ち負けするような馬ではない。ダートの1200m・1400mの馬。
 ここでの問題は、どうしてギャラントアローが控えたのか。スワンSで逃げるカードを手に入れるための布石なのか知らないけど、自分の競馬をしてほしかった。
 そのおかげで、ホーマンテキーラは非常に楽な競馬。55kgでは厳しい。キーンランドスワンもいらね。
 ゴールデンキャストはG3以下ならってところか。前2走の走らなさは何だったのか。馬に聞いてみないとわからないが。スプリンターズSでどうこういう馬でもない。


 スプリンターズSデュランダルと香港馬2頭ってだいぶ前から決めているんだけど。サイレントウィットネスは中山の坂がどうかと思うが、府中の1600mであの競馬が出来るなら十分に勝ち負け。カルストンが調子があまり良くないようなので。ケープオブグッドホープも今年の前半の海外レースを見てると力をつけている。輸送をクリアすれば、この2頭は強い。

 日本馬で相手になるのは、デュランダルぐらい。この馬も爪の不安で満足に使えないけれども、力は現役屈指のものがあるし、8割がたしあげてくれば、日本の馬には負けないでしょう。