週末展望

　トライアルシーズンは例年調子があまり良くない。その理由は休み明けの実績馬と昇級馬の比較が苦手だから。一度使ってくれるとレース回顧のB評価馬の実績が示すように、馬の個体比較とそのレースにおける相対比較が可能だから、ある程度上位に来る馬の推理は可能なんだけど。

　チューリップ賞は、前走B評価馬がオリエントチャームとジェダイト(エルフィン組)、エリモファイナル(紅梅S)の3頭。これに白梅賞からのディアデラノビア。この馬はクラシック戦線のA評価馬(旧日記参照)。これに1戦で阪神JF4着のハギノコマチを残す。まずはこの5頭が印候補。それを当日までに選別していくだけ。

　弥生賞は難解。B評価がアドマイヤジャパンとニシノドコマデモ。それ以外にディープインパクト、マイネルレコルト、キングストレイル…以下東西の500万下勝ち馬の評価保留だから、このレースはやるべきではないかも。

　土曜中山メインのオーシャンSにシルクロードS11着ながらB評価のナイキアヘッドはいる。1600万下好走→OP凡走が何度か続いているが、上手く乗ればOP特別なら勝ち負け出来る素質があると見込んでいるだけに、安藤勝から離れる今回はBをつけたこともあり期待している。

　中京記念は純粋B評価馬はゼロ。ただローカルB評価のセフティーエンペラがいるのでこの馬が中心。ただ上がりの速い競馬は苦手だから開幕週がどうか。中京なら流れ次第で35.0ぐらいの競馬になりそうだから、ここでも上位だろうとは思うが。

　仁川SはB評価馬がソコソコ居て、休み明けの馬もいて、ハンデが微妙で、除外馬がどれだけ出るかも不明。こんなレースは事前予想は無理。一応B評価付けたジンクライシスが中心だが、サカラート以下、本当に混戦。