週末予想
NHKマイルCは父系か母系にノーザンダンサー系を含む馬が圧倒的に有利で、ここ9年では連対圏に入った馬での例外は、シーキングザパールとエイシンツルギザンのみかな。前者はフランスGⅠ勝ち馬だし、後者の年はレベルが低くて、重賞勝ち馬がウインクリューガーとエイシンツルギザンの2頭しかいなかったから。
そう考えると、今年の有力馬では、ペールギュントが父SS×リファールで母系にノーザンダンサー系を有している。一方で、ラインクラフトは父エンドスウィープ(ミスプロ)×SSでこれに該当しない。そしてマイネルハーティも父マイネルラヴ(ミスプロ)×シンボリルドルフ(ヘロド)で該当しない。ビッグプラネットも父ブライアンズタイム×ドクターデヴィアス(クラリオン)。
ペールギュントもサンデー産駒がまだとっていないGⅠにマイルCが残っているように、得意ではないのかと思いきや、出走馬がロサードのみとのこと。これは参考外のデータだろう。
ヒモ候補にノーザンダンサー系を含んだ馬がいない時は、重賞勝ち馬に資格があるとすれば、上記に挙げたライン・ハーティー・ビッグで行ける。特にハーティーは過去3走ペールとそれほど差はないわけだから、実質的に能力は同じぐらいだろう。鞍上内田の分だけ逆転もあるかもしれない。
それよりも若干下がる所に、ノーザンダンサー系を含んだ、ディープサマーやセイウンニムカウがいるけれども、ここらでは力不足だと思う。よって、今年はペール軸で相手は3頭にしようかと思案中。