2歳戦
アグネスタキオン産駒の好成績は少々想定外のことで、新馬戦のスタートラッシュには驚いている。個人的には、タキオンの母父ボールドルーラー系の血が重さを強く出し、阪神・中山を得意にするのかと思ってたら、そうではなくて、ゲートから素早い動きで先行出来る脚を持った馬が多数いる。
スペシャルウィークもそうだけど、重いのかと思わせて勝ち上がり率が非常に良い。スペシャルもニジンスキーが入ってるから何戦かかかるのかと思わせて、緒戦から力を出せるタイプが多い。ダンスインザダークはこの時期やっぱり勝ち上がってこないけどね。というか使ってないのかな。その辺りはマルゼンスキーを経てるのが大きいのかもしれない。
で、2歳Ｓに向けてだが、タキオン産駒全部消してもよろしいでしょうか？（笑）
サクラバクシンオーとまでは言い切らないけれど、追って味がないような気がするんだよね。それはグランプリシリウスのフェニックス賞の印象が強すぎるだけかもしれないけれど、この時期にデビューしているタキオン産駒にはどうしても甘いような印象がある。バーニングレッドのレース内容も行き切るだけのものだろうし。
レース質の軽い2歳Ｓとはいえ、その詰めの甘さは最後の1Ｆで出るような気がしている。
