ニュース

 メイショウボーラーがハ行により海外遠征中止を発表。
 …海外遠征って厳しいね、やっぱり。

 ゼンノロブロイ天皇賞秋の鞍上は横山典騎手に。
 …ハーツクライの鞍上は誰かな。もしかしたら武豊か。アドグルが昨秋と同じローテを組んだら、また揉めそうだ。ちなみに、ロブロイのJC・有馬はデザーモとのこと。


 今年の秋はペリエが関西・角居厩舎所属で来日する。ペリエ確保に失敗したのか、それとも、今年の春開催の騎乗に納得いってなかったのか。毎年主要G1の行われる時期は海外ジョッキーを呼んでいる藤沢厩舎。秋にはおそらくルメールでも呼ぶんだろう。


 今期は不振なのかと思ったら、勝ち星は28と全国3位。ただ重賞がスズノマーチのエプソムCのみというのが印象を薄くさせている原因か。先日の記事読むと、もうすぐ在厩馬の入れ替えをしてOP馬と2歳馬のみにするとのこと。今年の3歳馬がイマイチ流れに乗り切れてないことから、2歳馬で攻勢をかけようということか。


 栗東・森厩舎は、アメリカのコーリー・ナカタニ騎手を招へいするようで、秋の騎手争奪戦は凄いことになりそうだ。武・安藤勝・祐一・池添・四位・藤田・横山典・ナカタニ・ルメールペリエなんて集まったら、ますますもって、関東の騎手はG1ではお呼びが掛からないんじゃないか。蝦名や会長や勝春は大丈夫だろうか。後藤あたりは乗れるような気がするけれども。それに岩田康や吉田稔、内田博といった地方ジョッキー。


 いくら藤岡あたりが頑張っても立ち向かえそうにない面子だ(笑)


 それはそうと、名古屋から園田に移籍した川原正一騎手が、レースに乗せてもらえていないようだ。色々と規定やらしがらみがあるようで、このあたりの中央と地方の垣根を低くする、あるいは、なくしていかなければ、政治と同じように泥沼化するのではなかろうか。


 けど、この騎手の話は受験と似たようなものだと思った。高校入学の時に中央の試験に落ちたから地方騎手に回った人もいるわけで、騎乗能力は後者の方が明らかに上でも、たった一度の試験結果で、騎乗機会が制限されるというのは、いかがなものか。


 地方競馬では優勝しても5万円、5着では1万円に満たない賞金しか給付されない地域もある。それなのに、調教師や騎手の息子という理由で中央でヌクヌクと騎乗している騎手もいるわけで。もちろん、彼らもプロとしての努力はしていると思うが、毎日のように地方競馬で騎乗している騎手たちとの差が、週末2日のレースで埋まるはずもない。


 中央と地方の騎手免許の一元化に向けて、様々な利権や思惑が絡み合っていると思われるが、一刻も早く実現して欲しい項目の一つだ。競馬場が閉鎖され、生産頭数が減少するということは、強い競走馬が生まれる可能性が減少するということを意味する。


 魅力のある競馬にしていくためにも、競馬界にも民営化が必要か。絶対否決されると思うけど(笑)