回顧

 一番強いレースをしたのはアドマイヤフジで異論はないでしょうが。ゆっくりしたゲート、挟まれる不利。逃げ馬とは200mも走らない間に5〜7馬身の差。結果的に、上位入線馬が好位にいたことを考えれば、道中後方2番手から一番強い競馬した。鞍上に関しては、どうせそんな競馬だろうと思って予想してたから、何も言うまい。下手糞。

 キングストレイルアドマイヤマックスのイメージでいいのかな。昨秋までは本当に甘い馬だったのに、今回は別馬のように猛然と前の馬を捕まえにいってたし。4角手前の動きは全然だったのに。写真を見ても余裕はあっただけに、使って悪くなることはないだろうし、まぁ秋天は足りないだろうが、東京でもう一度見てみたいっていうのはある。

 フサイチアウステルは要するに良馬場ってことで。別に腰に問題のある馬ではないから、平坦向きで片付ける馬でもない。確かに、長く脚を使う馬だから、平坦の方が合うのはあるかもしれないけれどね。でも、馬鹿猫血統だから。菊花賞では一応印つけるかも。

 ピサノパテックは異端サンデーか。叩き上げのサンデー産駒なんてあまり見掛けないし、それもSS×マルゼンスキーで。レース内容もしぶとい感じ。単に体質の強化の問題で片付けてもいいが、今後は人気しそうなので、レース内容に注意したい。