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  • 回顧

 京都6Rのブラックチーターは強かったね。SS×シーキングザゴールドだけれど、芝も問題ない。母も3歳春までは芝で勝ち負けしていたが、この馬は古馬になっても大丈夫だろう。やや似た配合のフサイチエアデール級(SS×ミスプロ)とみた。

 京都7R、期待のアイファーフクオーは仕上がりが悪かった。前回の休み明けも仕上げてこなかったし。まぁ外枠とはいえ、控えてもそれなりに見せ場があったし、次走以降への目処はついた。勝ったシーキングザベストは甘い部分があるも、力をつけてきたし昇級でも。

 8ヵ月振りの休み明けでもアズマサンダースに期待する。元来、素質だけで走っていた馬。休みを入れて体に芯が入った感。折り合いさえ付けば33秒前後の末脚が使える。

 前走は展開利が大きかったレクレドール。今回もそれほど速くはならないメンバー構成だけに、上手くスタートして先週のサンライズペガサスのイメージで乗れれば。


 ヤマニンアラバスタは前走後も順調。短縮になる分、評価を下げたが、差はない。


 この3頭に割って入るならオースミハルカか。58kgを背負った前走で改めてこの馬の強さを見せた。休み明けでも仕上がっており、得意の1800mで。


 ダンスインザムードスティルインラブの実績上位馬にも復活はして欲しいが、気持ちの切れた牝馬はなかなか難しい。特にダンスに関しては4角までは常に悪くない。何とかならないものか。


 買い目はアズマサンダースから馬連で。

 メジロドーベルの時はキョウエイマーチテイエムオーシャンの時はローズバドレディパステルスティルインラブの時はアドマイヤグルーヴ。後世にも残る名牝の共演があった。


 今年はラインクラフトエアメサイアの2頭が磐石の様相。


 変則2冠馬◎ラインクラフトは休み明けを叩いて上昇。前走は初距離で引っ掛かりながらも0.1秒差の2着確保。負け知らずの京都で一瞬の切れ味がさらに増す。


 対する○エアメサイア。春先から善戦マンというイメージが付き纏っていたが、この馬も戦ってきた相手と着差を考えると、同世代ではトップクラス。ゆるい部分がなくなり、長く使えた脚にキレも加わった。今なら京都替りも問題ない。ファレノプシスエアデジャヴー馬連で外した母と俺の無念を今こそ。


 3番手はデアリングハート。外を回された阪神JF、馬場の悪い最内を通った紅梅S、馬体が減りすぎたエルフィンS、休み明けのクイーンSと探せばそれなりに原因が見つかる敗因。なら今回は初距離ということになるか。それでも、春の戦いを見れば、この馬も上位である。母系がややマイル寄りのパワー血統であることは否めないが、ここまでは通用しそう。

 未知の魅力という部分でニシノナースコールに期待はしたいが、やはり春の上位馬は強い。追込み馬不向きの流れになりそうなだけにどこまで。あの時は、ナリタブライアンの近親、同父産駒という見えない力が宿っていたが、今年は…。


 ジェダイトが以外と気になるサタデーナイト。この馬も春は良かったし、それなりに敗因も分かっている。まぁ、一枚押し切る力がG1では足りないと思うので割り引くが、上位には来る。


 ライラプスはトライアル3着とはいえ力差を感じた。外を回す鞍上だけにいかに内を回れるかだが、厳しさは否めない。