先週を振り返る

 やっと家のネット機能も回復したようで、高度情報化社会への復帰を果たしたわけですが。PATをPCからではなく、携帯電話から打ち込むのは相当に面倒臭い。来月のパケット代請求額がちょっと怖い。

 いよいよ菊花賞を迎える。確かに、興奮はしているのかもしれないけれど、どこか冷めた自分がいるのは、ここ数週間気にかかっている。ディープインパクトは大好きだし、勝って欲しいと心から思いつつも、電車の中や大学の中で、ディープ、ディープと聞くと、何か興醒めしてしまう。まぁ、JRAも本当に色々な番組(しょうもない)を作って、ディープ特集を組んでいるし、負けることはないだろう。


 問題の相手候補だが、一番の問題は、神戸新聞杯組の不振に尽きるだろう。神戸新聞杯組が来ていないわけではなく、神戸新聞杯の連対馬菊花賞で過去5年連対0という訝しげなデータがある。京都新聞杯が春に移動し、関西トライアルが神戸新聞杯だけになったことで、夏の始動が早くなる+強い馬と前哨戦を戦わなければならない。この2点が挙げられると思う。


 確かに阪神2000mと京都3000mは必要とされる要素が異なるので、当然といえば当然のことなのだが、2003年がそれを如実に表しており、神戸新聞杯を圧勝したゼンノロブロイが不利を受けたとはいえ4着に敗れ、上がりの競馬に対応出来なかったザッツザプレンティが早めスパートから押し切るという形になった。


 なぜに神戸新聞杯経由でもディープは大丈夫なのかというと、単純に強かったからというのではなく、弥生賞を勝って皐月賞にも勝っているから。Mの法則や金満でもよく言われるけれど、本番と同距離のトライアルや同じようなメンバーとの前哨戦を行うと、本番と着順が入れ替わることが多く、連勝出来る馬(テイエムオーシャン)などは相当にポテンシャルが高い。ディープは春の時点でそれをクリアしているので、ここも大丈夫だと思うわけだ。


 となると、他の神戸新聞杯上位組は危ないということで、いよいよシックスセンスを消すことが出来るわけだが(笑)神戸新聞杯で馬体が減ったことは特に問題がないと思われる。ずっと緩い部分があって、それを理由に消してきたこともあり、個人的には今までで一番よかったと思う。


 神戸理論では、一番の買い馬になるアドマイヤジャパン。2番手からレースを進めて、4角から既に怪しく、直線は一瞬だけ追い出してみたものの、鞍上が後脚を気にして残り200m以降は全く追わないというレース。それだけに、ここに使ってきても「ヤラズ」の可能性があるんだが。前哨戦を適度に負けているというのは、買いの要素ではある。ただ、松田博先生は吹くからなぁ。まるでラッパ並みに。本当の所の状態っていうのは読みきれない。


 あと、買いたいのは、アドマイヤフジフサイチチアウステル、ローゼンクロイツの3頭。3年連続連対馬を輩出しているダンスインザダーク産駒だけれども、今年の代表馬コンラッドでは厳しいんじゃないかな。

  • いちょうS

 ジャリスコライトは父がファンタスティックライトで半兄にアグネスデジタルシェルゲームという血統。緒戦のパドックをみたが、シェルゲームより体は大きく、スムーズで、シェルも世代で5本の指に入るバランスの良さを誇っていたが、この馬はそれにスケールを足したぐらいしっかりしている。北村が不安だけれども、この馬が現役の間は追いかけてみようかと思う。

  • かえで賞

 こういう軽さしか求められない条件こそアグネスタキオン産駒のベスト条件だと思うのに、狙っていたタキオン産駒がいやしない。ってことで、時折いるタイキブリザードの軽い馬ユウカージナルと、勝ち切れないがスムーズな走りをするマチカネニオウミヤで。後者も軽い条件の方が合うはずで、ここは崩れないと見ている。

 悩ましいことに、ここにメイショウセブンとツルマルバクシンとステンカラージンの登録。これでここまで楽な展開で好走してきたゲイリースノーマンの評価を下げる用意は出来たものの、ワキノカイザーとサワノブレイブもいまいち信用は出来ない。混戦模様。コパノフウジンも復帰か。

 武豊が騎乗制限かけたのか、ラッキーブレイクの鞍上が安藤勝になってた。ここ数戦、前に行けず、勝負所での反応が鈍いので、今回も先行有利の京都1800mで差し損ねる心配がなくにしもあらず。ラバグルートは前走が案外の内容。正直、ラッキーが崩れた前走は連対圏にまでは入って欲しかった。輸送が良くなかったのかもしれないし、京都替わりで再度注目。

  • 条件戦

 どこに出てくるのかわからないけれど、オースミグラスワンが復帰2戦目のようで。前走は完全な取りこぼしで、将来的にはOPまで行ける馬なので、下級条件にいる間に安くても稼いでおこうと思う。

  • 先週の回顧

 先週の回顧は、また時間のある時に。一応、簡単には書いてあるけれども、もう少しビデオ見て書くので、あしからず。