回顧

  • 二強対決

 二強は二強で決まらない。そんな言葉があるが、やはり強い馬同士の対決は見ていても清々しかった。強い馬はやはり強い。


 勝ったエアメサイア武豊騎手が100%の競馬が出来なければ勝てないと語り、またその競馬を実践した馬と人の凄さを改めて実感した。ゲートからゴールまで完璧なレース運び。母が成しえなかった一冠をもぎ取った。


 敗れたとはいえ、理想に近い競馬の出来たラインクラフト。敗因は距離に求めるほかないだろう。しかし、あの一瞬の切れ味はやはりマイルでこそ生きると思われる。古馬相手とはいえ、今の充実度なら十分にチャンスがあるのではないだろうか。


 ニシノナースコールは外を回らずに内を通った横山典騎手の好騎乗。やはりG1では頼りになる騎手だ。何か一つ武器があるというのは非常に強みになる。今後は小回りや坂のあるコースで如何なる脚が使えるかだろう。


 デアリングハートが馬体減りしてきたので切って、ライラプスニシノナースコールの3着付けを購入し、馬連を保険で。


 悔しかったのは、京都12R。パドックでポライトストーン・トーホウレビン・アイノグレースで堅いと思い、馬単3連単のBOX、フォーメーションを買い、歩様の硬かったジョーマリコの印を急遽下げて4番手の3連複のヒモにまで。


 結果、アイノグレースが4角でズルズルと下がる、まさかの展開。この時点で諦めたが、保険の3連複が44倍もつき、プラス。これで44倍ならもっと買えば良かったと反省。PCがないのでオッズが確認出来なかった。


 京都8Rはユウキアヴァンセ→ビッグクラウン、オースミヘネシーを買うもユウキがまさかの失速。今日の負け方からすると、夏の疲れか。オースミヘネシーは腰がしっかりして安定感が出た。1600万ではしばらくクラス慣れが必要。ビッグは甘い。今回はかなり恵まれただけに、今後も頭にはしづらい。アドマイヤムサシは前走指摘した通り能力が足りない。ルポルタージュ、シークェンスは人気で買う馬でなく。


 東京9Rのサフラン賞の映像も観たが、アグネスタキオン産駒はやはり軽い馬場向きか。グランプリシリウスはほぼイメージ通りの走りだったし、目処がたった。アサヒライジングは地味な血統の割に速さがある。まぁ関東のOP特別級だろう。

 とりあえずレクレドールは暮れの阪神牝馬Sで狙おう。軽いレースはやっぱり全然合わないようだ。エリ女で穴人気して6着ぐらいのステップが理想。


 ヤマニンアラバスタはいわゆるS系というやつか。ナスルーラの同系配合っていう、リスキーな組み合わせの生涯ピークに入った。G1でも3着ならある。

 マイネサマンサは難しい馬。馬券的にも乗り方としても。折り合いさえつけば重賞でも勝ち負けできることを改めて証明。


 ◎をつけたアズマサンダースは状態は悪くないと思ったが、東京が合わないのか。オークスの時もそうだったが、かなり内に刺さる。もう一度、二度叩いた方が良さそう。


 オースミハルカは悩ましい。特に能力落ちも見られないので昨年のように展開さえ向けば粘り込みがありそうな競馬。


 ちょっと忙しく菊花賞ネタも書きたいのですが、時間がありません。電車内でも参考文献に目を通さなければならないぐらい追われてるので、申し訳ないっす。