つぶやき

 今週末はいよいよBC(ブリダーズカップ)ということで。今年の注目馬でもざっと確認しておきましょうか。

  • クラシック

 欧州からの遠征馬とアメリカのダート勢の対決といったかんじでしょうか。海外メディアの記事を読むと、ロックハードテンとセイントリアムの対決のよう。例年に比べると小粒感は否めないけれども。馬体的にはロックの雄大な馬体が好き。
 個人的にはオラトリオ(父デインヒル。愛チャンピオンSの勝ち馬)とスタークラフト(父ソヴィエトスター。ムーランドロンシャン賞&クイーンエリザベス2世Sの勝ち馬)の欧州勢に期待はしているものの、血統的に厳しいか。今年は枠も極端で、ギャロップレーサーやってもわかるけれど、とにかく、最内は包まれ、大外はかなり振られる。だけに、オラトリオは4枠で良い所に入った。
 あとは、ボレゴ。ちょっと注目。

  • ターフ

 直前にパワーズコートとモティヴェイターの引退が決まり、ややテンションが下がり気味ですが、それでもまずまずのメンバー。
 日本の関係者が何としても勝って欲しいはずのバゴ。昨年は凱旋門賞1着、今年は3着。直前の雨は可哀想だった。甘い馬だけれどここでは上位だろう。勝ってJCにいらっしゃい。
 今年のキングジョージの勝ち馬アザムールも順調。愛チャンピオンSでは敗れたものの、ベルモントパークなら長く良い脚を使えるはず。
 キットゥンジョイが引退して北米馬は望み薄も、昨年のターフの覇者ベタートークナウが今年も登場。それから5戦全勝のシェイクスピア。おそらくは、この4頭の競馬。

  • マイル

 シャマーダルドバウィ、ディヴァインプロポーションズ、アトラクション、ソヴィエトソングと有力馬のいない、本当に寂しいレースになりました。スタークラフトもクラシックに回ってしまったし。
 ルロワデザニモーで読み方あってんのかな。言いにくい馬だ。フランス語らしいけれど。ブラジル産馬ということで馴染み薄ですが、北米移籍後は9戦8勝と。断然人気ですな。
 後は昨年の覇者シングレタリーで読み方あってるのかな。それからアーティエスキーラー(?)が人気のよう。欧州勢はバリクシールとウィッパーで。

  • フィリー&メアターフ

 昨年の覇者ウィジャボードがどれだけ復調して走る姿を見せてくせるか。興味はそれ一点なんだが。他にはインターコンチネンタルやメガヘルツ。前者は昨年の最強レベルの英1000ギニー出走馬、後者は脅威の追い込み馬。それから、後はモナリザと、グラスワンダーの全妹のワンダーアゲイン、日本産馬のサンドロップにも一応注目。

  • スプリント

 何といっても注目は10戦全勝のロストインザフォグ。これとメイショウボーラーがどれだけやれるかが楽しみだったんだが。弱い相手を見越しての出走だけに、ここでも連勝継続だろう。

  • ジュヴェナイル

 これもファーストサムライのレース振りをみるレースだと思うね。来年につながるかといえば微妙だけれども、ここまではとりあえず勝てるだろう。