土曜予想

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 アフリートアレックスが結局引退。ケンタッキーダービーが3着、続くプリークネスS(米G1)では、4角でつまずく不利がありながら4.3/4馬身差の圧勝。さらにベルモントSでは7馬身の圧勝で米2冠に輝いた。父ノーザンアフリート、母父がホークスター。アフリートらしいというか勝つ時は一気という印象を強く残してくれた馬だった。また、父系としてはイマイチの評価であるシルヴァーホーク系のホークスターが母系に入って活躍馬が出てきたのも嬉しい。数年後は、この馬の産駒がクラシックの舞台に必ず出てくる。覚えておきたい名前だ。

 先日のジャパンカップを勝ったアルカセットが現役を引退し、ダーレージャパン種牡馬入りすることが決定。父キングマンボ×母父ニニスキ。さらに血統全体を見ても重い血が多いようがするので、雨の馬場で面白いといった所か。短距離でバリバリ稼ぐというよりは、ダートや芝の長距離向きだと思う。いずれにせよ楽しみ。

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  • 阪神10R 千両賞

 ◎プレザントウインド。クロフネ産駒にしては素軽いタイプでありながら父に似て飛びが大きい。初戦の1.22.4の時計は優秀だし、内容も良かった。ここは通過点か。
 ○ウインレジェンド。ここ2走、共に先着を許した鞍上は武豊。上手く乗られた感が強い。それでもこの馬自身の競馬内容も悪くなく500万下なら上位であることに変わりない。まだ力が付ききっていない段階だから京都→阪神替りはマイナスかもしれないが、開幕週のスピード馬場は合うだろう。
 この1点で勝負。3着候補は、芝替りが問題なければ初戦が強かったセイウンワキタツ。短縮のコンゴウキリシマ、休み明けでも新馬戦の最後の直線が良かったフミノマイヒメ。

 ◎ニシノマーメイド。前走の時計が1.26.3。勝ったナリタジューンはフォルテピアノの勝った新馬戦で3着馬。その馬に0.1秒差なら悪くない。ダ1200mは初めてだが、小倉芝1000mで57.1の走破時計。中間に外傷があったようだが、追い切り自体は悪くないから好勝負になる。
 ○ヤマトリオン。母はダートで活躍したヤマトプリティ。半兄も3歳で活躍しているヤマトスプリンター。血統的にもダート替りはプラスのはず。