先週の回顧

 ダートも芝も全体的に時計が掛かっていた印象。ダートは1200m、1400mで-0.5秒ぐらいの馬場修正が必要かも。全レースとはいわず興味のあるものだけを回顧。

 勝ち時計が1.15.1と異常に掛かっている。母も兄もダートで活躍している馬だし、この馬もダートでこそか。牝馬限定戦のダート1200、1400mで。
 ニシノマーメイドにはこの距離は忙しかったかもしれない。1400mの延長で再度注目。それで1.26.0前後をマーク出来なければリスト除外で。

  • 阪神9R スーパーチャンス

 ようやく順番の回ってきたスーパーチャンスがきっちり勝利。メンバーが手薄で内枠なら1600万下でも3着争いか。
 2着のゼンノトレヴィは休み明けでも仕上がっていた。558kgと巨漢。今回は馬場も合わせて逃がした武豊の好騎乗もあったが、このクラスあるいは1600万下でも通用するレベルだろう。次走も再度狙う。
 9着のスターマーケットはやはり前に行ってこそ。早い脚が使える馬でもなく、早いペースで行かせるだけ行かせないと。砂を被ったりも良くないし。京都で地方・外人騎手なら巻き返す能力はある。
 13着ユウキアヴァンセは何度も指摘していると思うが調子が下降線どころか、完全に崩れている。さっさと放牧に出して春〜夏に備えた方が賢明だと思うが。

 ゴウゴウキリシマは先行馬有利の流れを2番手追走であっさり抜け出し完勝。今日のようなレースが出来れば将来的には面白い。距離に関しては1400m〜1800mで。強い相手でも勝負できるタイプで時計が掛かれば。
 2着のフミノサチヒメはチェック馬。北海道組。+18kgでもそう太くなかったし、これくらいでちょうどいいか。一度ダートも使ってくれないかな。1400mまでなら500万下でも。
 3着セイウンワキタツ。初戦がダート1400mで1.25.6(ヤヤ重)。芝が大丈夫ならという計算で△打ったが、良い内容だった。芝・ダート問わずこの距離で。
 ウインレジェンドは使い詰めで疲れが出てきたのかな。それか、京都より時計の掛かる阪神の芝が合わなかったのかも。
 プレザントウインドはワンペースでしか走れない馬。今回はちょっと強引な競馬になったが仕方ない。1800mの方が合うかもしれない。

  • 阪神12R マイティシルバー

 1着マイティシルバーは速い流れを好位追走で直線突き放し圧勝。ここ数戦のジリッぽい競馬から一変した。この馬の時計が1.12.1ってことはやはり0.5秒ぐらい掛かっている。
 テイクザケイクは前走中途半端な仕上げで走ってしまった反動だろう。本来の目標はここだっただけに。次走は悩ましいから間隔開けて欲しい。
 ダイタクカイエンは控えて4番手から。伸びずタレず。これなら押し切る競馬をした方がいい。
 アグネスボゾンは脚の使い所を間違っていたがこのクラスでは現状厳しい。
 ウインサウザーは使いつつ徐々に良くなってきたし、後はいつ逃げの一手をうつか。
 サイボーク・ロードウィズダムは使っていけば、このクラスでも通用。京都開催では注意。