有馬記念を当てるために(3)

 さて、頑張って更新したい所だけれどもなかなか。しかもこの大雪。輸送には大いに影響しそうだ。手が空いた所で随時追記していきます。

 今年はペリエが大暴走させたダイヤモンドS以外はそれなりの着順に着ているように頑張っている。元々、有馬記念3着の実績が示すように能力自体は高い馬だったけれど。
 で、その時はMでいうサンデーサイレンスの初G1という強力なオプションがあったから、鮮度で上位にこれたけれども、前回G1である去年の有馬記念が15着。G1挑戦が3度目であるにしても、牡馬で惨敗からの巻き返しというのは厳しい。

 根本的な能力不足という条件があるかもしれないが、G1以外の路線で安定した成績を残してきたというのは評価できる。Machiavellian×Nureyevの配合で中山2500mが合うとは思えないが、オールカマーで4-4-9-6の通過順で2着に巻き返して走ったように精神面でも充実している。能力不足を勢いの部分で相殺できるか。未知の魅力としては面白いが、いかんせん鞍上が勝浦。

 この馬が今回の有馬記念の最大の惑星だと思っている。デビューから人気し続けてきて、朝日CCで負けて人気を落とし、延長+馬体減+内枠+相手強化で激走した菊花賞。OP特別でも甘さを見せるのに叩き合いになれば重賞も勝てることを証明した目黒記念

 2200m以上の競馬は【2030】。一戦級との対戦が少なく、能力自体が足りない可能性はあるが、サンデーサイレンス産駒に不利な条件が出揃った今回は、一発を期待してみたい要素が揃った。6枠11番ということで内枠という非常に大きな条件が消えてしまったが、一番重要な馬体減という要素だけは守ってほしい。減れば好勝負になると思っている。

 輸送という前フリをした所でサンデーサイレンス×キングマンボ配合のこの馬。今年の春の天皇賞馬ということをどれだけの人が覚えているだろうか(笑)

 叩き3走目ということで穴人気しそうだが、デビュー以来どうも輸送に弱い。関東圏の競馬(東京・中山)の成績が【0006】と酷い。中山は4着・13着・17着と。適距離のレースでないといえばそれまでだけれど、朝日CCなんかで見せる競馬と皐月賞の競馬があまりにも違い過ぎる感。後方から進めてどこまで? 消し

 正直終わった感が強いかもしれない。この馬が果たした競走馬としての役割は「外厩制度」の是非を投げかけるものだったと思う。その問題が一区切りついたというか尻すぼみになった段階で、この馬の指名は終わったのかもしれない。

 五十嵐冬樹に戻すという最後の賭けに出た。乗り方に関しては一悶着あったこのコンビ。自由に乗れそうな今回、鞍上はどのような競馬を選ぶのだろうか。個人的には逃げて欲しいが、それでも目標にされて苦しいだろう。

 タマモクロス産駒らしいといえばらしい、息の長い競走馬生活。この馬がG1で来るとしたら、今年の春の天皇賞が最後のチャンスだったと思う。阪神大賞典を勝ったようにはまれば力はあるが、G1には目に見えない壁がある模様。消しで。

 今年は大阪杯から○×○×○ときて今回は×の番で、【0002】の中山競馬場オグリキャップもレコード競馬の後の有馬記念で、1.8倍の1番人気で敗れた。反動が一番の心配。

 今回は前がある程度早くなりそうだけれども、この馬は本当に難しい馬。ルメールがどうやって乗るのか。個人的には反動説を信じて割り引きたい。消しに近い△。

 名前からし天皇賞が嫌いなのか。天皇賞だけは全く競馬になっていない。穴人気するだろうが、G1は昨年の宝塚記念3着以来【0016】。冷静に振り返ってみると人気の割りに走っていないことがわかる。今回は馬よりも鞍上の横山典ちゃんの2ゲットが怖い。これを当たらなくするために、あえて馬単を買っておくという選択肢もある。消しに近い△。