新潟記念展望

　実馬券を買うつもりは毛頭ないものの、秋のために簡単な予習を。

　グレイソヴリン系を内包する馬が非常に強いレースとして有名。昨年の勝ち馬も父ゴールデンフェザントのヤマニンアラバスタ。アラバスタの場合は、母父タマモクロスも合わせて同系配合のクロスだけど。

　エプソムＣは意外とハイレベルレースだったのかなぁとふと考えた。2着のグラスボンバーが七夕賞で3着、マチカネキララが札幌記念で3着、デアリングハートがクイーンＳで1着。ダイワバンディットが関屋記念で2着、ルーベンスメモリーが南北海道Ｓで2着、ツルマルヨカニセが小倉日経ＯＰで1着、ロードフラッグが福島テレビＯＰで3着。

　上位馬から下位入線馬までなかなか頑張ってる。となると、勝ち馬のトップガンジョーはさらにということで。母父ゴールデンフェザントでグレイソヴリン系の条件も満たしている。

　スウィフトカレントで気になるのは、短期放牧から入厩期限のギリギリに帰って来たこと。普段からそういうスタイルなのか知らんけども、前走のレコード駆けの反動が抜けるのに時間が掛かったかもしれないと邪推してみたり。元々、腰に緩さのある馬だし。

　まぁ、深く考えなくとも、オースミグラスワンが出てきた段階で◎は確定してるんで、
　◎オースミグラスワン
　○トップガンジョー

　以下、チョロチョロ。牝馬を中心にってとこか。

• 2歳馬

　今年に限っていえば、全くレースを観てないので、何が勝ちあがってるのかすら知らないんだけど。最も、ＰＯＧ馬が出てこない＆大不振ということもあって。まともなのはブライトロジックぐらい。

　今の所、一番強いのはニシノコンドコソではないかと。ストームキャット→サマースコール→カリズマティックと父系は繋がってるけど、この血統の場合は母系のサッカーボーイの影響が相当に強いんだろう。3世代連続で勝ち上がって、それも2歳にしては強烈な末脚が武器。新潟2歳Ｓはこれが◎。

　あと、マンハッタンカフェ産駒が意外と早めに動いている。自身の競走成績からいえば晩成型かと思われていたのに。薄めの馬体が逆に軽さを持っているから使いだしが早いということか。1200〜1800ｍでコンスタントに走っている印象。

　タニノギムレットとジャングルポケットは何と言うか、まぁ普通のスタート。どちらもＢＴ＆トニービンの後継として踏ん張らないと、最後の砦。ＳＳ系爆発の土壌じゃ辛いかもしれないけど。