週末展望&卒論雑記

 今週の狙い馬カタナと今年のストーカーホース・オースミグラスワンの登場により馬券禁止のマイルールを破ってしまいそうだけれども、何とか我慢したい。ちなみに、土曜日に行われる某会社の筆記試験に落ちたらフリタが9割確定。残りの1割は卒業までの心変わり用の空きスペース。

  • 土曜

 札幌8R ユノナゲット。ダートの方が良い馬の芝→ダ替り。ただ、右回りより左回りの方が良い馬だけに。でも、500万下では格が違うって話か。

 札幌9R マンオブパーサー。一つ叩いて折り合いもマシになるだろう。ケイエススプリングが古い井戸の水かもしれないけど、ダブルスポット、前走鮮やかなメイシュトウコンに期待。

 札幌10R イクスキューズ この馬が牝馬ということをついさっき知った。牝馬で前走のパフォーマンスなら1倍台確定か。いつか飛びそうだけど、早い時期のボストンハーバーだから距離もこなす可能性。買わないのがベター。

 札幌11R マイハッピークロス。前走不利で競馬の出来なかったこの馬に再度。

 小倉9R ミスティックリバー。兄同様平坦がベストなだけにここを勝ってローズSで3着以内に入って、秋華賞というローテは陣営の計算にあるはず。抜けてはいないが、今の順調さなら突き抜けるかも。

  • 日曜

 札幌1R ウィズディクタットの前走は初戦の内容からすれば負けすぎな感はあるけど、流石にここに入ったらもう少し頑張れるはず。スタート五分なら。

 札幌7R タニノベリーニ。ダート1700mに出てきたらどうしようかと思ったら芝2600m。陣営はまだ芝の長距離に固執してるなぁ…。まぁ掲示板まで〜。

 札幌9R シーイズトウショウ。滞在とか輸送で減らない競馬だと信用することにしました。スプリンターズSでは消す予定ですけど。

 札幌10R カタナ。今週はこれで。理由は先日の日記を参照。
 

 札幌11R レソナル。このレースはレベルが高い。1200mでも問題ない馬が多いので、ここを負けても次に巻き返す可能性が高い。ヴァンクルタテヤマ、グローバルボンバー、サイボーグ…挙げるとキリないので省略するが、ほぼ全馬。そんな中にやっとレソナルがダートの短距離に出てきたが、ここは厳しいか。ただ、スピード自体は復帰後も悪くないから、内容のあるレースをしてくれれば次走以降で買いたい。

 新潟11R オースミグラスワン。日記検索でもかけていただければ。この馬に関してはかなり書いているはず。

 新潟12R アレクシオスはまだまだ精神面に不安定さあり、内枠で砂を被れば即終了。◎はエアアドニス

 小倉8R アラビアンナイト。また角田さんということで。絞れたら買える可能性は上がるが。

 小倉10R エドモンダンデスがこのハンデなら。同様にゼンノストライカーにも。

  • 卒論雑記

 競馬に絞るとあれなんで公営競技と手を広げたら、自分の畑違いで、経済問題に流れた失敗を活かし、競馬に特化することにした。

 単に、歴史や仕組みの問題を追うのではなく、社会学、マスコミちっくに攻めないと意味が無いので。仮説を夢の中で組み立てたので、それを記録。仮説というか、メモ。

  • ルート1

 競馬が全国に普及したきっかけ→戦後の財政難を補うため(地方競馬
 
 ブームの訪れ→ハイセイコー。ヒーローを探すマスコミのお眼鏡に叶う存在。エリートから外れた地方出身で、立身出世。日本人の好きなサクセスストーリー。しかし、実状は少し異なる。
 新冠の名門武田牧場で生まれる。父チャイナロックは、輸入馬で、前年の1969(昭和44)年に春の天皇賞タケシバオーで勝ち、秋の天皇賞メジロタイヨウが制し、菊花賞アカネテンリュウが勝ったばかり。飛ぶ鳥を落とす勢いの人気種牡馬だった(日刊競馬より引用)

 母も活躍馬。日刊競馬によると、中央入りも当初からの計画通りで、地方デビューは形だけ。つまり、マスコミによって作られたブーム(の可能性が高い)。


 オグリキャップの登場→バブル期と重なる。武豊と共に人気を博し、競馬場に女性と若者を引き寄せる。

 これまた父は輸入馬ダンシングキャップ。母の父も輸入馬。その母の父も輸入馬。ネヴァービート


 ハルウララ地方馬サンデーサイレンス全盛期だけにニッポーテイオー血統は地味。母父は輸入馬。完全にマスコミ演出によって作られた馬。地方出身の立身出世でもなければ、単なる負け続けた馬。世相を反映したらしい。負け続けても頑張る。


 2頭への共通点。頑張る地方出身馬で、苦労人(馬)の割に、やたらと強い。
 別に、純内国産血統でもない。これは近年のサンデーサイレンスが登場し競馬が面白くなくなった批判に対抗する仮説。ビギナーは、血統に関して興味はない。血統に興味があれば、これらの馬がこれほど爆発的な人気を博すような地味でも超良血でもない。
 単に、パフォーマンスとマスコミの煽り方の問題。

  • ルート2

 馬券の複雑化
 ↓
 単勝複勝枠連から、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単と券種が増加
 ↓
 国民の声を聞いた(他国に比べて単勝ベット率が低い。高配当を望む国民性)
 ↓
 的中率が下がる
 ↓
 当たらない=面白くない=ファン離れ


 関連。券種が増える=馬券の複雑化。知識を必要とするギャンブルへと変貌(素人が買うには)。それらを買えと要求しなくても、そっちに流れてしまう現象。競馬新聞等を情報処理している前提での買い方。勝ち負けだけではない複雑さ。

  • ルート3

 ファンが求めるものが変化したのか?
 ↓
 社会観(マスコミが作る世論)の変化?
 ↓
 きっかけはやはりバブル(経済的背景)?

 ブームによるファンの流入と大衆化。大衆化=質の低下? この場合の質は、競馬ファンの。コアファンとビギナーファンの二極化。間がいなくなった。そして、新規ファンの開拓に失敗→低迷?


 競馬だけでなく、野球、サッカー等全般の不振。余暇を求める人々はどこへ向かったのか…。

 求めるものの変化→生活速度の変化。例えば、野球やサッカーは長い。バレーボールもサーブ制からラリー制へ。競馬は複雑過ぎる(血統やら何やら)。知識を求められすぎる。
 ↓
 バラエティー番組の人気。深く考えなくても、単発の印象で面白い、ひきつけられるものにしか、人々の関心が移らなくなってきた→ディープインパクトの圧勝。単純な力関係。


 こんな感じでルートを考えてみたものの、感想論じゃどうしようもないので、こっから論拠となりうるものを時代背景やらと合わせてひねっていくしかない。競馬人気の衰退に関しては、不況が全面的に出てしまって、その他の理由は小さく散らばって、分析させずに、不景気を理由に集約されてるっぽい。それだけはない理由を見つけ出すのが目的。