雑記

 どの道外れていたからなのか、個人的にはエリザベス女王杯降着に関しては割と冷静に受け止められており、さしたる問題はなく。結果として、自分が買った馬券は全てカワカミプリンセス絡みだったのだが、降着になるにせよ、ならないにせよ外れている側の人間としては必死に抗議する理由もなく。それよりも東京12Rのタイキスピリッツの鞍上に物申したいぐらいだ(笑)


 誰も触れないところでは、スイープトウショウが不利なく走ってフサイチパンドラに先着を許したこと。降着になったとはいえカワカミプリンセスにも完敗の内容からおそらくは現役を退くことになるのであろう。一部のピークを過ぎていたという見立ては間違っていたいなかったのもあるが、ちゃんと3着にはきているんだから評価してあげよう。歴史に名を連ねる名牝であったことは疑いようもなく、出来うるならば香港でもう一走を期待したいが、ローテーション的に無理はしないだろう。
 それより、鞍上が週明けにも手術という話がチラホラ出ているんだが、さっさと休んでいてくれればペリエとかルメールが回ってきてたのにとアンチの意見も…。個人的に今回の騎乗に特に不満はない。


 審議の結果に新しい基準が出来た件について。京都10Rで本田騎手の邪魔をしたペリエ騎手を降着にさせた手前、エリザベス女王杯の本田騎手も降着にせざるを得なかったというのは、少なからず審議の結果に影響を与えたか。それぞれが独立した事象であっても、競馬の流れとして連続していた感は否めず。また、当事者が同じだったことも不運といえば不運。


 「タニノギムレットでは最後まで追わないのに、ヤマニンシュクルは不利を受けた後も追うんだな」という悲しい書き込みもあった四位騎手の騎乗だが、個人的にはメッシがチェルシーの選手を退場させたシーンを思い出した。不利を受けたのは事実だしな。


 ジャパンカップが12頭立てになりそうな件について。正直、別にいいんじゃね?と思ってるのは俺だけなのか。ディープインパクトハーツクライだけでなく3歳馬が出走表明してくれていることは喜ぶべきことで、外国馬の出走がねぇって事が問題なんだろうが、基本的にBC経由は毎年そう多くなく、今年のジャパニーズパフォーマンスが外国馬に少なからず影響を与えたかもしれない。外国馬を迎え撃つっていっても、ウィジャボード、レッドロックス、ハリケーンラン、プライド、レイルリンク以外はきても相手にならないと思われるので、ウィジャボードだけでも良しとしておこう。
 むしろ、昨年はアドマイヤジャパンストーミーカフェぐらいしか出なかった三歳馬が今年はメイショウサムソンドリームパスポートの2頭の出走表明を素直に評価したい。


 ジャパンカップダートのメンバーが酷い件について。たまにはそういう年もあるだろう。ここ数年、毎年のようにスター候補が出てきてただけで、アドマイヤドン王朝が終わった後はタイムパラドックスの時代があって、カネヒキリの時代があって。フラムドパシオンの時代だと思ったら故障しちゃってるだけだから。個人的にはフィールドルージュからの馬券を熱く握り締める予定だから盛り下がってはいない。


 日本馬が香港に流れる件について。日本で勝つよりも遠征した方が楽なこともあるっていう先例が出来つつある以上、仕方ないと思う。騎手も確保出来ないし。それが国内の興行のまずさに繋がることはあるとしても。それこそ、森先生のいう賞金を稼げるなら地方も海外も中央も関係ないっていう姿勢は一定の評価はされるものであって、それを批判することは出来ない。ましてや、そこで勝つことによって日本で勝つよりもステータスが上がるなら。
 まぁ発言次第で検疫が出来る出来ないの制度は改善されるべき部分があってしかり。出るといったらOKで結果的に回避しても問題なし、出ないと言ったら貸さないってのは子供の喧嘩のようで。