簡易回顧
Barbaro(バーバロ)の悲報を聞いて何ともいえない気分になった。何度見ても、あのプリークネスSの映像は衝撃的で、胸が痛む。あの時、ゲートから飛び出したことに因果関係ないとはいえ、結果として、何かメッセージがあったのだろうかと思う。
プリークネスSの動画。故障のシーンが映っているので、見たくない方はスルーすることをお勧めします。
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ケンタッキーダービーの動画
Kentucky Derby 132 - Barbaro (2006) - YouTube
To Barbaro
To Barbaro - YouTube
動画の最後の方に流れる関係者の表情が何ともいえない。勝者と敗者があまりにもくっきりと分かれてしまう。それが競馬とはいえ、非情。だが、それが競馬なのだろうか。
ケースは違えど、サイレンススズカも同じように粉砕骨折から治療してもこのような結果になったのだろうかと、ありもしない想像をする。
彼のこの頑張りが、今後の競馬界のあるいは獣医学界の一歩となることに期待したい。
日本でもアンバーシャダイが事故で亡くなったとのこと。ノーザンテースト、アンバーシャダイ、メジロライアン、メジロブライトのサイアーラインも、メジロライアンだけとなってしまった。もちろんアンバーシャダイの現役時代を知らないが、日本競馬に大きく貢献した馬。これもまた名馬なり。
- 1月20日
京都1R ゴーストライターが待望の初勝利。これぐらいで満足しちゃいけない馬なんだろうが、これで現役の寿命が延びた。次走は芝に戻すらしいが素軽くなった印象もないし、当分は厳しいだろう。
京都4R コンゴウダイオーとテラノフォースワンだけのレース。テラノをマークしたダイオー様がきっちり勝利。ただ、ここまでだろう。
テラノフォースワンはやはり一本調子過ぎる面が残っている。スピードである程度押し切っていけるメンバーとか馬場でないと。それでも1000万下あたりでやれる馬だろうから500万下なら連対候補。
京都5R 超良血馬ウインナワルツが一変。ダンシングキイの最後の仔。一瞬の脚には見所があり、まだ全体に弱さが残っているが、将来的にはそれなりに良くなるだろう。今年は厳しいだろうが。
スリープレスナイトは溜めると伸びないクロフネで、ある程度前々で競馬させた方がよさそう。ダートに替えてもよさげ。
京都6R オーシャンエイプスが圧勝。これはモノが違った。ただ、2着以降のレベルが相当に怪しいのもある。それでもこの馬はそれなりの走りで駆けているだけに次走が楽しみ。おそらく、きさらぎ賞を武豊で。ブラックオリーブも結構強いが。
京都9R若駒S 話題馬のモチが逃げ切り。ここまで脚元に不安があったからダートを起用も芝の方がいいと思ってたとのこと。いつかまた穴をあけるだろうが、ここまでだろう。
クルサードは調教もびっしりできないし、その分追ってからも甘いしで、現状では成長途上という段階。京都新聞杯の頃にどれだけ良くなってくるかというところではある。中山とかも向かないし、春クラシックはちょっと難しい。
ブルーリッチは瞬発力勝負が苦手そうで、先に動いたが最後にもう一度差される。クルサードと違って若干重いところのあるダンス産駒で一度ダートでも走らせてみたい。これも長丁場なら崩れることはないだろう。2400mは合う。
スズカコーズウェイは距離を意識して下げすぎた。前にいなければどうしようもない競馬だけにしょうがない。マイル以下ならOPでもやれる馬だけにここは割り切りたい。
京都10R河原町特別 前が残る競馬。連対は前に行った2頭。
コレデイイノダがこの相手なら順当に勝利。若干太いような気がするから次走は絞って欲しい。母父ブライアンズタイムで集中期にも入っているようだい弱面なら昇級緒戦でヒモに。
ファインスティールが前残りの流れに乗り切ったこともあるが、本調子に戻ってきたか。今の馬場状態が続く京都の間に勝ち上がっておきたいところ。(B)
ウォーターオーレの評価を下げたがそれは間違いだった。外枠からこれだけのレースができたら信頼しても良さそう。今回は無駄脚をかなり使わされたし、相手次第では頭もある。(B)
タータンフィールズは1400mで脚が溜まらないのもあり、4角で動いてしまっているのもあり。とりあえず1200mに使ってみてという感じ。(C)
同じくナリタダンディも1400mは長く中途半端な競馬にならざるをえない。差せるダートならまだ衰えていないと思うが。
ヴンダーはダート適正はなくはないと思うが、今回は距離が短かったよう。エンジンが掛かってからの伸びは悪くなく復調気配が伺えた。延長で注。
ボーナスフィーバーはまだそんなに強くないと思われる。嵌った時は鮮やかだろうが。クラス慣れしている内に強い先行馬が抜ける頃にチャンスだろう。(C)
京都11R岩清水S スローの上がり決着。人気馬が切れる脚を使えず波乱。
一番強い競馬をしたのがゴッドスマイルユー。デビュー当初のひ弱な印象が残ってたらからずっと評価しきれなかったが、450kgまで増えて体質的にしっかりした。延長もこなしたし、昇級即通用。これは評価せざるをえない感じ。(B)
ダートで追いかけていたヒシハイグレードが芝で復活。デビュー直後には芝でそれなりのレースをしていたように適正がないわけではなかった。根岸Sでボロ負け。何かあったのだろうか。
ムーンシャインは現級勝ちもあるし、能力的にはきてもおかしくない馬だが、いかんせん気まぐれ。きたら事故扱いするしかないが、よく走った。(C)
ブルーメンブラットは短期放牧明けで若干調教量が不足していたせいか、ピリッとした脚を使えず。一度叩いた効果はあるだろうし、もう一度狙ってみたい。(B)
ラッセルバローズは得意でない瞬発力勝負。次も岩田神なら同じ失敗はしないだろう。このクラスでも通用する素質はある。(B)
ディアチャンスはこのクラスまで入ると苦しいので自分から動くと捕まる。良馬場でそれなりに恵まれた相手なら。
ナリタプレリュードが久々ながら悪くない競馬。ダートに戻ってもあるいは、芝でも相手次第で穴になりそう。変わり身注意。(B)
ブリリアントグレイは久々マイルで見せ場。1200mに戻れば面白い。(B)
菜の花賞 低レベルな一戦。そんなに評価できず。
阪神JFでそれなりの競馬をしていたピンクカメオが楽勝。弱い相手向きの馬で、重賞とか格上げの条件では苦しいか。ただ、アネモネSとかスイートピーSとか隙間では侮れない。
イクスキューズはまた外枠でというが11頭しかいないので論外。斬れないなら逃がすとかそういった競馬しか勝つことは難しい。基本的に根幹距離向きでないので1400mか1800mで。これもスイートピーS向き。
ショウナンタレントは前に行った馬が有利な競馬で流れに乗る。もう少し速めに動いても良かったか。いずれにせよ関東で500万下は勝てそう。
ローズオットーは体質も精神的にも幼い。現状、買わない方が損しないタイプ。
中山11RサンライズS ここでは力が違った。
アイルラヴァゲインが58.5kgでも圧勝。ここでは力が違った。折り合いさえつけばOPや重賞でも勝負になるがそれが課題の馬だけに絶対視はできず。(B)
アドマイヤカリブは斬れる脚が使えないので強い相手不向き。勝つなら1400mで楽に前にいけた時だろう。現級では上位だからそう崩れない。(B)
エアニックスは少し下げすぎたか。中枠ぐらいでスムーズな競馬ができれば連対圏へ。
ペニーホイッスルは中山適性が高い。
スパインは差せない馬場になればそのうち一発ある。福島待ちか。