簡易回顧と週頭の想定
ウオッカが2歳と変わらない所か、スケールアップして戻ってきてくれた事が非常に嬉しい週末だった。予定があったため、大きく張る事は出来なかったが。
牝馬特有のシャープな斬れではなく、圧倒的なスケールとパワーで押し切るテイエムオーシャン型だと思って見ている。同様のタイプがダイワスカーレット。この2頭のどちらが強いのか、こればっかりは阪神が外回りで良かったと思える。直線入り口からの叩き合いが早く見たいし。そして、タニノベリーニはいまどこで何をしているのだろうか。ダートに使えば大きい所を取れたと思うのだが…。
日曜も惨敗。これで今年の成績は1勝10敗(各日の収支)。勝ったといっても白梅賞の4700円だけなので大した勝ちでもなく。回収率は55%前後を推移。
その原因は二つあって、一つは購入レース数の増加と購入単価の増加。もう一つは、最終レースを外しすぎ。前者は、14000円以上購入の日が6割を示すように、今年は1レースあたりの単価を増やし1レース最低1000円購入の縛りを掛けていること。そして、それが多いこと。後者は、ほぼ当たらない最終レースで、土日で負債を各5000円ぐらい積み重ねているところにある。
もっとも、それらが、ダート1000万下の馬券が当たらないことに起因しているのは言うまでもない。よって、今週からしばらく「最終レースの購入は一場2000円まで」の縛りを決定。
もう一つは、三連単のフォーメーションを遊びというかノリで買うことが多いが、個人的に絞った時しか当たらないので無駄。
小倉大賞典の三連複3頭軸の流し9点とか、馬連かワイドで十分だった(同じ外すにしても)。
明日は園田で関西学生予想大会トーナメント。集合時間が10時過ぎということで、1Rから12Rまでみっちり参加して、地方競馬に貢献してくる予定。万が一優勝できて馬名決定権をいただいた場合は、「ラフカットジュエル」と「リアルラフレシア」が既に有力候補(笑)。前者は絶対無理だろうけど。何ならストライクイーグルとかベルエキップでも(笑)。
- 週頭予想
土曜
寒桜賞
◎ダノンムロー 武豊を配してきた。余計な人気になるかと思ったが、雑誌を見るとナイゴクプラネットとライトグランデュアの方に印が。ダノンから馬単2点で十分。
すばるS
◎ワイルドワンダー(除外持ちで乗り込みは豊富。またダート下手差しのルメールかよ)
○ボードスウィーパー(充実期。根岸Sより楽になる)
▲アイルラヴァゲイン(無茶苦茶引っ掛かる馬だけに硬いアンカツさんは合わないかも)
日曜
北山S
◎キクノアロー(成績安定)
▲グランプリスター(脅威の粘り腰馬が復帰)
▲テイエムザエックス(昇級緒戦の前走は出遅れて終了。まともなゲートなら)
きさらぎ賞
◎オーシャンエイプス
○ナムラマース
▲アサクサキングス
△ディープスピリット
ブラックオリーブが出てきたらオーシャンエイプスを何とかしてくれたかもしれないと思うが回避のようで。ナムラマースのペスリエが二度目なだけに、ロングスパートを生かす形で。前走は不利もありしょうがない。
アサクサキングスも同様に不利。サンツェッペリンの評価が上がってきたので相対的にこの馬の評価も上がる。
ディープスピリットは1800mぐらいなら大崩れはないと思うが、生得の能力が上記3頭とは違うっぽい。
ダイヤモンドS
◎アドマイヤフジ(思い入れ)
○トウカイトリック
▲バイロイト
△ターキー
- 1月21日
京都6R ベッラレイラが33.8の末脚でスパッと斬れる非凡な瞬発力を披露。マルロス、サイバーキングダム等の下でナリトトップロード産駒。父と全く違うタイプの競馬内容。周囲の評価は高いようだが、秋山騎手騎乗馬が新馬戦で凄い瞬発力を披露しながら伸び悩む馬が多いのでその点だけ心配。とりあえず、もう一度走ってから評価したい。
ジャングルバードもそれなりの競馬をしたが相手が悪かった。ヘヴンオンアースも不利がありながら我慢の利く競馬内容。すぐに順番が回ってくるだろう。
京都7R
1着…パレスドン
2着○カリオンツリー
3着…ユーガットテースト
4着◎ダンスアジョイ
前に行ったパレスドンが残る競馬。2着以下馬の方が力は上だが展開、馬場に泣く。ダンスアジョイはまた無駄脚を使って残り50mで脚が上がる。そういう馬だとしても前走と違って余計に無駄が多かったが。それでも力はこの中でも一番。
カリオンツリーも毎度それなりに脚は使う。差せるダートになれば次も上位争いできるだろう。
京都8R オナーチェイサーが前々の競馬カラダブルティンパニーをきっちり捕える。使える脚が計算できる馬だけに復調した今なら大崩れはないだろう。
ダブルティンパニーも久々ながら能力はある馬だけに。きっちり乗り込みさえすればここは突破できる馬。
それらとは対照的にフェラーリセブンは前走といい今回といい、追ってからが頼りない。それでも上位にくるように競馬上手ではあるが決め手に欠けるので頭タイプではない。
ラッキーリップスは休み明けでもまずまず。ここを叩いてよくなるはず。
京都9R若菜賞 アマノチェリーランが初ダート替わりで一変。デザートキングのダート替わりは注意が必要。この上に行くと苦しいと思うが、平坦で不良馬場とかなら。
ウッドウインドもキャリアが浅いながら内側でずっと我慢が利く。血統的にも期待できる馬だし、この競馬ができるようなら大崩れはない。馬券の軸として信頼できる。
エイジアンウインズは全体的に緩さが残っており、まだまだ成長途上といったところ。これから良くなっていくだろうが、スタートセンスなどあり、これも下級条件ではそう崩れないタイプ
一方のケアレスウィスパーはゲートが悪く、後ろから。差せないダートで唯一後方から脚を伸ばしたようにやはり力はある馬。ゲートさえまともならの条件はつくが、この中で一番の競馬をしたのはこの馬。
京都10R 睦月賞 ワンマンシャチョウが斤量を背負って後ろから行くだけに前に行く馬を狙うべきレース。
セレスステーラーはピュっと斬れるタイプではないので京都の外回りで切れを要求されない競馬が合う。昇級でも慣れればそれなりに掲示板争いはできるだろう。
ワンマンシャチョウもつかみ所のない馬だが、大崩れしなくなってきた。このクラスのこの距離ぐらいでは安定勢力になりそう。
京都11R平安S 先行有利の競馬といわれたせいで後方一気馬が突っ込む決着。
メイショウトウコンはダートを使い出してから5戦4勝2着1回。どんなレースでも最速上がりを出してくるように持ち味は非凡な瞬発力。体は戻ったものとみてよく、まだ増えてもいい。マヤノトップガン×ジェイドロバリーともに非根幹距離適正が高いので東京1600mは微妙に合わない条件だろうが、この末脚は魅力。印はつけたい。
サンライズバッカスが短縮で浮上。フェブラリーSでもアンカツが継続騎乗であるなら、大崩れはなさそうなだけにこれも印を入れておかねばならない一頭。だが、ヘネシーでしかも生涯ピークは過ぎているだけに頭までは流石に。
シャーベットトーンは元来前に行けて相手なりに走れた馬で、復帰後も包まれて全く競馬のできなかった中山戦以外は、上位争い。1800m前後なら大崩なく走れるだろう。
タイキエニグマはここ数走結果が出ていないのは、太めもあるし、ベストは東京1400〜1600mぐらいだろう。今回は外から気分よく行けて上位争いしたが、気分に左右される面がまだまだたぶんに残ってるだけに、次の復活は外枠か東京マイルだろう。
サカラートは揉まれない外枠というベストの条件でこの競馬。条件さえ揃えば複勝圏内はあるかもしれないが、全盛期の力はもう無いとみる。
フィールドルージュは急がせない競馬をしてきたせいか、以前よりもさらにズブさが増している。ルメールが手の内に入れたかと思ったがそれでも動いてくれず。地方騎手に強引にでも前に行かせる競馬をしてもらった方がいいかも。フェブラリーSに出させたかった。
エイシンラージヒルは手応えよく競馬したが、ちょっと待ちすぎた感もある。もっと強引に押し切りにいっても良かったか。ただ、地力強化は顕著で、評価は上げなければならない。マーチSとか隙間重賞でチャンスあり。
京都12R 休み明けでフレッシュしたフォルテピアノが前残りも味方につけて快勝。使い込むとコズむ馬だけに休み明けがいい。1600万下ではクラス慣れが必要だろう。(C)
ナリタジューンは控える競馬を教えてきたのに突然逃げに戻す。前残り馬場が向いたが、折り合って競馬すればこれくらいは走っても不思議ではない。ただ、狙うのはここだっただけに次走以降も難しい。(C)
アドマイヤキラメキは外を回らされてジエンド。それでももう少し詰めて欲しかった。フレンチデピュティだけに使い込んで若干パフォーマンスが落ちてきた可能性も。外枠で前に行けるメンバーがベター。内枠耐性もついてはきている。(B)
アイシースズカは差せるダートで超Hペースのみ。タムロイーネーは流れが落ち着いてはどうしようもなく。
中山11R AJC杯
1着マツリダゴッホ
2着○インテレット
3着…シルクネクサス
4着…インティライミ
5着…ジャリスコライト
10着◎チェストウイング
インティライミがHペースで飛ばす。マツリダゴッホが流れに乗り4角から進出し、直線は突き放すのみ。
マツリダゴッホは新馬戦で圧勝し期待されていた。頭が高くフワフワした走りで、若い頃は体と気持ちがついてこないような走りをしていた印象があったが、実が入ってよくなった。距離は2000m前後がいいと思うのであまり長くなるのは歓迎ではないが、折り合いさえつけば。
インテレットはゲートが悪い。それでも最後に詰めたようにソコソコの力はあるが。
シルクネクサスはこの時期のロベルトというか、冬のグラスワンダーということで注目はしていたが。ここはいかにも恵まれたメンバーと競馬だけに重賞3着はそう評価できない。
インティライミは引っ掛かる面が強くなっているので前にもっと速い馬が欲しいのだろう。そういう意味では1800mとかここより短い距離が合いそう。
ジャリスコライトは道中ゆっくり走って直線だけの競馬向きだけに中山は不向き。東京なら変わるはず。
チェストウイングは短縮でこそと思ったが4角からあらあら。どうしたのかわからんが、リズムが崩れたようなのでしばらく切っていく。
中山12R
1着ウエスタンウッズ
2着ノーザンキッズ
3着ラインドライブ
5着モンテチェリー
太いかと思ったがそうでもなかったウエスタンウッズ。行ききってそのまま押し切る。ここ数戦先手を奪えなくなってきたようにズブさが出ているだけに昇級でさらにペースが上がればきつい。クラス慣れとともに競馬の幅を広げたい。
ノーザンキッズは前走が太目残り。もう少し絞れてもいいと思うが得意の坂のあるコースで変わり身を見せた。
ラインドライブはワイルドワンダーの下。一本調子な面が残っている。もう少しメリハリのある競馬ができれば。このクラスは突破できる力はある。
モンテチェリーはこれだけ走れれば十分。牝馬限定とか相手弱化ですぐに順番は回ってくるだろう。