簡易回顧
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- 2月3日
京都2R フェラーリピサが圧勝。初戦はトーセンキャプテンだけに相手が悪かった。ダートに替わっても何ら問題なく。タッチゴールドbyデピュティミニスターだけに早い時期は両方で行けるということだろう。パワー溢れる馬体でピサノでなければ…というぐらい走る素材。注目。
京都6R トシザカイモンが大差で勝利。時計がそれほど特筆すべきものでもないので2着以降のレベルにも問題がありそうだが。気性面でまだ難しいところがあるとのこと。オジジアン産駒で強引なレースができれば強いが脆さも同居というトウショウギアのような馬になりそう。
京都9R大津特別
1着○タガノエクリプス
2着▲ウォーターダッシュ
3着△キクノハヤテ
4着△エイシンロンバード
5着◎ゼンノコーラル
7着☆ヤマニンコーリング
タガノエクリプスがスタートを決めて3番手に。そのまま流れに乗って完勝。ゲートさえ決まればこれぐらいは走れる馬。1600万下に上がると今回のような完璧なレース運びが常に要求されるが、今の1600万下は相手が薄い時があるから先行馬が少ない組み合わせなら狙い目。
ウォーターダッシュは再昇級。ロケットスタートからすぐに2番手確保で流れに乗る。鞍上の上手さが光ったレースでもあるが、馬の方も良くなってきた。先行できれば崩れる要素はない。
キクノハヤテもクラス慣れしている。この相手にこれだけ走れるようなら、相手次第ですぐにチャンスはある。
エイシンロンバードも休み明けを使いつつ徐々に良くなってきた。近いうちにチャンスあり。
ゼンノコーラルは1コーナーでキクノハヤテに寄られて前が詰まり下げ、位置取りが悪くなる。4角手前から外に持ち出して押し上げるも、そこで脚を使った分、またラストで垂れる。この馬が負ける時のパターン。不利がなければという事に尽きるだけに悲観する内容ではないが、残り100mの脚捌きは少し気になった。
ヤマニンコーリングは前走内を突く完璧な競馬で、今回も同じ競馬を試みたが、行くところ行くところ前が詰まる。それでも開いてからはそれなりに脚を使っている。相手弱化、川田継続騎乗で一発のチャンスあり。
京都10RエルフィンS
1着◎ウオッカ
2着○ニシノマナムスメ
3着△ハギノルチェーレ
4着△タガノグラマラス
8着テイエムオペレッタ
2歳女王ウオッカが3歳初戦を快勝。力の違いを見せ付けた。+8kgで多少体に余裕はあるように思えたが、それもいい意味での成長だろう。雄大なフォームは変わらず。スタートからしばらくは行きたがったがすぐに折り合いもつき、4角から楽に進出。直線は独壇場。やはり、1枚も2枚も上。この先も追いかける。
ニシノマナムスメも延長、少頭数で前走よりも楽に競馬が進む。ウオッカマークで進んだが、勝ち馬があまりにも強すぎた。ハギノルチェーレにそこそこの差。少し能力に壁を垣間見た気がする。ダイワスカーレットの方が上だし、ルミナスハーバーやローブデコルテと現状はトントン。
ハギノルチェーレは後方からイン突き。馬場の悪いところを通ったが自分の力は出し切る。平坦京都が合うだけに、この先トライアル、桜花賞とやや厳しい。だが、展開破綻なら3着には。
タガノグラマラスは4角で溜めるお試し騎乗。ただ、瞬発力勝負には向かず、上位には斬れ負け。早め早めに動いていく方が良さそう。ただ、2着馬とはそう差はないし、500万下なら。
テイエムオペレッタは綺麗な馬場がいいというのもあるだろうが、使い込んで気分も良くなさそうだし、内にもたれたり苦しいところがあるのかもしれない。間隔開けた方がいいと思う。
京都11R山城S
シルクトゥルーパーが33.3の末脚で突き抜ける。これまでは大外に回していたが4角で我慢(武豊に塞がれた)させたこともあって、馬群を突く作戦。結局は、外に持ち出さなかったことで届いた格好。馬群を割れることも再確認したので今後は内枠でも大丈夫ではなかろうか。
コマノルカンは芝・ダートを問わず堅実駆け。今のダート短距離ならこのクラスもすぐに勝てる。
フィレンツェは1200mへの短縮が良かったとは鞍上談。圧倒的に洋芝適正が高く、阪神実績あるので阪神替わりは狙いたい。
マルブツブリザードは出遅れて終了。外から差を詰めたが。
京都12R
1着◎ウォーターオーレ
2着○ナムラアトランテス
3着タイセイアトム
4着△タマモドン
10着▲コンプレッソ
充実期に入っているウォーターオーレが再度の外枠、中団からの競馬もしっかりと差し切る。1600万下でという馬でもないと思うが、層の薄い条件。クラス慣れしていけば。今は状態がいい。
ナムラアトランテスが3番手から粘りこみを計った。この競馬ができるようならこのクラスの卒業は近い。まだ砂を被ると下がる危険性あり、外枠が欲しい。
タイセイアトムが楽な展開と馬場になり、そのまま。気分よく行けば残るだけの力があることを再確認。個人的に狙うタイミングを外しただけに狙いづらい。
タマモドンは10歳にして良く走っている。もう少し差しの届く展開になっていれば。
コンプレッソは昔1400mで走っていたが、ここにきて1700mか1800mでないと短いとのこと。延長で再度見直したい。
エイシンイーデンが大惨敗。ただ、そういうところのある馬なので、これで一気に人気落ちするようなら次はヒモで押さえたい。
東京11R白富士S
1着ネヴァブション
2着ジャリスコライト
3着コスモテナシャス
5着メイショウオウテ
7着フェイトトリックス
短縮の2000mでもきっちり伸びてこられるよう、ここにきて充実の目立つネヴァブション。菊花賞は後ろから運びすぎただけで、その前後のレースでは本当に強い。次は日経賞らしいが延長は歓迎材料で当然有力。
ジャリスコライトはゲートをゆっくり出して、直線勝負に賭ける。相変わらずフラフラして内にもたれているように、まだ気性面が成長しきっていない。放牧に出して全体的にもう少ししっかりするかと思ったが、まだ理想には遠い。東京でこの内容では小回りの合わない中山では不安になる。OP特別なら何とかなりそうだが、重賞となると少し評価を下げたい。
メイショウオウテはそれなりに伸びているがビュッとした脚が使えない。東京のダラダラした直線が不向きなのかもしれない。そんなに強い馬でもないと思うが。
フェイトトリックスはこのクラスに入ると2000mはやっぱり長い気がする。マイルの方がまだマシかもしれないが1800mがベスト。
小倉11R小倉大賞典
1着△アサカディフィート
2着◎エイシンドーバー
3着△マヤノライジン
4着▲ナスノストローク
5着フォルテベリーニ
7着○マルカシェンク
8着△グロリアスウィーク
9着△マチカネオーラ
後方一気でアサカディフィートが快勝。最近は斤量も馬場も関係なく突っ込んでくる。G2は流石にきついだろうが、G3ならまだまだ。
エイシンドーバーはほぼ100点の競馬ができたが、勝ち馬の決め手に屈する。それでも競馬内容に安定感がでてきたし、大崩れはないだろうからこのぐらいの距離なら軸として。
マヤノライジンも競馬が上手いだけに大崩れはないが、勝ち切るまでの決め手が足りない。それでも安定している。
ナスノストロークは少し下げすぎたが、これで結果を出してきているだけにしょうがない。ハンデが軽かったとはいえよく走っている。今は充実しているのでOP特別ぐらいなら走れる状態にある。
フォルテベリーニも常に掲示板を賑わす活躍。軽すぎない条件が合うだけにローカルは最適。直線が長すぎるのもあまり合わない。中山でも走らせたらどうじゃろ。
マルカシェンクはまた出遅れ。その後、気合をつけていくと少し引っ掛かる。3角から徐々に進出し、4角では先頭を伺うもそこから伸びきれず。瞬発力型なので今日のようにダラダラと脚を使う競馬は合わない。そういう意味で小回りは不適。広いコースでこそ。瞬発力勝負ならまだ見限れないはず。
グロリアスウィークは道中少し掛かる。そのせいか最後の直線で伸びきれない。レース後にまた骨折が判明し、休養入り。
マチカネオーラは休み明けで馬がぼぉーっとしているとの事だったがスタートからは前に。道中いい感じで進んだが、最後は切れ負け。使いつつ良くなるだろう。照準は新潟〜エプソムC、北海道あたり。
- 1月28日
京都7R
1着ネイキッド
2着メイショウエグル
3着メイショウラッシー
14着◎ミスターモナルコス
ミスターモナルコスは初めての1800m戦で先手を奪えず、終始馬群での競馬。初めて砂を被ったせいか行きっぷりが悪くシンガリ敗戦。あまりの酷さに距離云々いえず、何とも言えない内容。父モナーコスもケンタッキーダービー以降一度も勝てなかった。ここにピークがある馬ではないと思うが…。
ネイキッドはフレンチデピュティ産駒らしく量のある馬。今後は芝を含めた臨戦過程になるということだが、無論ダート向き。
メイショウエグルは急かせる競馬が良くないのか広い京都の方が走りに余裕がある。阪神でも問題ないだろうが、京都の間に何とかしたいだろう。
メイショウラッシーの前走大敗は不利があってのもの。まともに走ればこれぐらいの力はあり、この馬も500万下で連対レベルの力はある。
京都9R バイオレットS
1着シャドウストライプ
2着トロピカルライト
3着ビクトリーテツニー
注目の一戦。相変わらずゲートからしばらく行く気を見せないシャドウストライプだが直線の走りは一頭だけ別次元。1400mで3戦3勝。距離に関してはやってみないとわからない部分があるが、こなせるとは思う。この後は少し間隔を開けるとのこと。順調に行って欲しい。個人的希望をいえば、首の使い方がもう少しマシになれば。
トロピカルライトは58kgを背負ってのレース。前残り馬場であったことは事実だが、それでもゴール前まで何とか踏ん張ったようにやはり力はある。距離、芝と課題は多いし、斤量も苦しくなるので、これから夏までは少し厳しい時期がくるかも。
ビクトリーテツニーは不器用な馬で、前が止まってくれないとどうしようもない面がある。小回りは不向きなだけに東京がベスト。HペースにさえなればヒヤシンスSやユニコーンSでも一発の魅力あり。
アートオブウォーは体調面で問題があったらしく。ここで萎むような馬でもないと思うので立て直しを期待。
京都11R 京都牝馬S
1着○ディアデラノビア
2着ウイングレット
3着△アグネスラズベリ
4着サンレイジャスパー
5着◎アクロスザヘイブン
8着ソリッドプラチナム
54kgと恵量のディアデラノビアがこれまでの鬱憤を晴らすかのような圧勝。シーザリオやそこらと接戦してきた馬はやはり力が違う。去年は故障明けで使いながら良くなっていくのを待ったが、今年はその不安もなく。GIまでは取りこぼすまい。
マイルで強いウイングレットが前から粘りこむ。2歳から実によく走る馬で、母もそうだが、優秀な牝系。中山牝馬Sが引退レースとなりそうだが、是非頑張っていただきたい。
アグネスラズベリは1200mだと短く1600mだと若干長い。今後もレース選択に難儀しそう。それでも地力はあるからそれなりの競馬をするだろうが。
サンレイジャスパーも乗り方一つで何とかなると思うが。距離はもう少し長い方が良い。重賞の幸から他の騎手への乗り替わりは注。
アクロスザヘイブンは三歳時もそうであったように昇級でも格負けしないタイプ。ここでも一発を狙ったが、まだ力が足りなかった。母系から考えてもここから力を付けていくだろうし、牝馬限定戦で今年は楽しめそう。
ソリッドプラチナムは中京適正が高すぎるし、基本的には前が止まってこその馬。いつもいつも走るわけではない。
京都12R
1着…イエラユーラシア
2着△スナークタイガー
3着…ウォーターバロン
4着…ハードムーン
5着…ワーキングボーイ
11着○シンキッカー
13着◎レソナル
16着▲ゴービハインド
Hペースの想定も前に行った馬が残れる展開と馬場になる。
イアラユーラシアは体質が弱く使い込めないが素質は評価されていた馬。叩き2走目で一変。順調なら1600万下でもそれなりにやれるとは思うが、やはりバイアスの後押しは必要。
スナークタイガーも久々ながら好走。前にさっと取り付いて伸びる。いつもこんな感じの競馬をしてくれると買えるんだが。基本は不器用な馬だけに。一気に人気するようだと次からは買いにくい。
シンキッカーはぺースが落ち着いてはどうしようもなく。内側で前が開かなかったのもあるが。
レソナルは中枠で揉まれこんで終了。外枠なら先手を取らなくても競馬ができるが、現状では精神面に課題が残る。
ゴービハインドはここ何走か意味不明の内容。一度放牧にでも出してリフレッシュさせた方が良い。
東京9R
1着スズカフォイル
2着ポライトストーン
3着ブルーチェイサー
ポライトストーンが夏以来の競馬でベストの1400mへ。あと一息という所でスズカフォイルの急襲にあったが、内容は悪くなく。このクラスなら上位の力を示した。内枠なら牡馬でもやれるし、1400mの番組が多いこの時期は苦労しないはず。
スズカフォイルは能力が足りないと思ったが嵌った感。上のクラスでは無理だろう。
東京10R
1着アグネスアーク
2着ヨイチサウス
3着エイシンデピュティ
アグネスアークが無傷の4連勝。今回も前を捕らえられるか際どい所だったがきっちり差しきる。距離はこれぐらいがベストのようで2000mまで行くと若干長い気もする。まだ上を目指せる馬だけにとにかく順調に。ダートでも悪くないことは条件戦から確認済み。
エイシンデピュティも距離延長をこなせたのは収穫で、このクラスでは上位。
根岸S
1着ビッググラス
2着◎シーキングザベスト
3着ニホンピロサート
4着リミットレスビッド
5着ヒカルウィッシュ
6着○ボードスウィーパー
7着トウショウギア
9着タイキエニグマ
ダート替わりのビッググラスが直線しぶとく伸びて重賞初制覇。ダート界にまた新たな星が誕生。一時期の不振を脱して、完全に軌道に乗ったようで、フロックでも何でもないと思うが、いかんせんGIとなるとまだ敷居が高い気がしなくもないが、アロンダイトに代表されるようにダートの層はそう厚くない。一応△評価で。
シーキングザベストは今回の内容だけをみれば1600mへの延長は若干の不安を感じる。いつもより早めに追い出したのが最後に影響した格好。大崩れはないと思うが勝ち切るまでもどうか。GIの次走で真価が問われる。一応▲前後の評価はする予定だが。
ニホンピロサートが未だ衰えず。この時期は本当によく走る。
リミットレスビッドは疲労が残っていると思うが、それでもそれなりの伸び。次走は距離が長くなるので苦しいとは思う。
ヒカルウィッシュが勝てそうな手応えながら接触後馬鹿ついて伸びきれず。もったいない競馬。エルムSあたりから馬がしっかりしているのでいずれOPでも頑張ってくれそう。
ボードスウィーパーは直線で外に出すも、前が開かず脚を余した。それでもそれなりに伸びるようになったし、トータルで考えれば悪くない。嵌ればという要素の高かった馬だが安定して走れるようになってきた。今年は1400mで追いかけてみたい一頭。
トウショウギアは馬体が増えていたが、秋に使った時はむしろ体調不良で、これぐらいで良さそう。一気に止まったわけではなく、それなりの競馬はできている。前残りの馬場を逃げられればまだ残る力はある。
タイキエニグマは出遅れて後方から。ベストの舞台だっただけにもったいなかった。この後は適鞍がないだけにしばらく厳しいか。
スナークファルコンは昇級、1400mでついていけず、脚が溜まらなかった。このクラスなら1800mのスローな流れを内枠追走が理想だろう。