雑記

 フェブラリーSも鮮やかに外してと。普段は、幸、幸と言わない人まで幸が懸念材料とか言い出して、挙句の果てには、大坪さんが放送中に幸の不調が云々言うぐらいだから、ギャンブルの流れ的に「これは来るよなぁ」とボンヤリ眺めてた。個人的には、2着でも良く走った方だという評価。


 サンライズバッカスヘネシー産駒で、生涯ピークがカネヒキリを破った三歳秋にあったと決め付けていた所があっただけに、ここで評価はできなかった。単純に、去年の方がまだレベルが高かったということか。
 ヴァーミリアンが出ていたら圏内に割り込めてただろうし。全体として、カネヒキリが抜けただけで、勢力的にそう差はないけれど、トップクラスだったアジュディミツオーとシーキンザダイヤの時代が終わろうとしているのかという印象を受けた。


 四歳世代はアロンダイトが出たもののフラムドパシオンの一強という感じだったから、今年はまたずっと五歳、六歳、七歳世代がまだまだ踏ん張りそう。


 三歳世代のダートから出てきたフェラーリピサはスケール的にどうなんだろう。観た感じでは大物な感じがするんだけれど、タッチゴールド×カポーティ。似たような配合で昔評判になったのが居なかったっけと思ったらデピュティーアイスか。あれもシルヴァーデピュティ×ボールドルーラー系で、エルコンなんかとまともに張り合えるかと思ったら、重賞になった途端に萎んだ。
 フェラーリピサもどこまで奥があるのか血統的に微妙な感じだけれど、頑張っていただきたい。新馬の感じだと芝でも走れなくはないだろうけれど、斬れる脚が要求されない分だけダートの方がよさげ。


 三歳ダート路線としては、フリオーソが全日本二歳優駿を勝ってタイトルを持っているものの、中央ダート実績はなく。その中央ダートでは、シャドウストライプフェラーリピサが二強。トロピカルライトビクトリーテツニーやピサノデイラニ以下は、色んな条件を必要としそうなだけに。


 これから、○竜特別とか園田重賞を経由してユニコーンSから地方交流GIに向かっていくわけだが。シャトウストライプが距離をこなせないとなると、フェラーリピサの一強、もしくは、ピサノデイラニの巻き返しもありうる。フリオーソは芝挑戦を早々に諦めてダートに戻った方がいいと思うけれど、芝を使える時には使いたい気持ちも理解できる。そう考えると、やっぱり、オグリキャップイナリワンといった地方出身の馬は怪物だったんだなぁ。


 話は打って変わって、携帯の着うたをレミオロメンの『茜空』にした。今現在、この歌というかブランドCMのおかげで競馬に繋がっている部分が大きい。個人的に「諦めない事は勝つことより難しい」というキャッチコピーに惹かれていて、常に頭にある感じ。あのCMを観ると、勝ち負けは別にして好きな馬を買おうと思ってしまう。


 アンカツが絶好調で、武豊が不調と言われるけれど、その武豊東京新聞杯京都記念も勝ってるし。確かに、アンカツの調子がいいのは確かだろうけれど、キングカメハメハ秋の天皇賞前に故障した時には、同じようにリズムを崩して半年間重賞を勝てなかったんだから、武豊もいつかリズムに乗ってくるだろう。今年は200勝を再度目指す意気込みで新年からスタートしたみたいだけれど、岩田・アンカツの壁は相当に厚い。それだけじゃなく、四位さんあたりまでが調子良いとなれば、勝ち星も伸びないわけで。


 だから、幸もそんな時もあるって気にせず頑張ればいいんじゃないの。元々、そんなに勝ち星が多かった騎手でもないし、バリバリ勝ってた騎手でもないんだから。と、今年1勝しかしていないのに騎手別回収率で幸が157%の自分が擁護してみる。三年連続で100%越えてるのが幸だけという相性が一番良い騎手に衝撃を受けた。
 それに比べて回収率が21%しかない祐一さんこそ責めたい(笑)北橋厩舎が解散して、瀬戸口厩舎も解散する。今こそ頑張り時。


 そういえば、新人騎手で「目標にする騎手は角田さんです」ってインタビューで答えてた子がいたけど。単なるジャングルポケットファンなのか。それともマジなのかボケたのか。デットーリの名前を挙げる子は昔から多かったけど、最近「武豊さんが目標です」って言う子が減ったような印象を受ける。