また追記

 まだ微妙に真意を受け取ってもらえていないようなので。

>人が集まって賑やかになるとか、ものが売れるとか、そういう単純な正の意味で何かいいことがあるから、ウインズを作るんでしょうと。

 これに関しては、最初に簡単ですが触れてますし、議会でも触れられています。賛成派は当然、設置によるメリットとしてお金が落ちていくことを主張しています。

この議会での議事録を見ていると、どうやら、犯罪等のデータが続々と示されたケースはなく、コンサルタントを招き場外馬券売り場を設置した時の経営方針に重きを置いたようだ。(競馬はまだまだこんなイメージの中)


 賛成派は場外馬券売り場設置によるメリットとして、お金の面でプラスになる事をコンサルタントを入れてまで主張してる(コンサルタントが入ったのは市長の意見でもあり)。

 それに対して、市長はお金の問題じゃなく、ギャンブルは治安、風紀上良くないの一点張りで、利益がどうこうの問題じゃないと突っぱねている。
 

 僕の最初のエントリー、『競馬はまだまだこんなイメージ』では、三番目までで事足りてると自分で思ってます。四番目は自分もフォローの中でも挙げてますが、その三つを受けてのこと。

>ウインズの必要性を根拠をもって示すことは難しい。少なくとも、議会では失敗していると考えられる。

 ウインズの必要性(いること)じゃなくて、ウインズがあったら、これだけのマイナス要素があるんだ、いや、そんなマイナス要素はないんだということを誰かが証明する事が必要なんだって事を言いたいんですけど。


 市長を代表とする反対派はギャンブル=社会悪、世の中を乱すモノとしてのイメージを強く持っている。それに対して、賛成派は説得工作の一つとして、場外馬券売り場周辺の状況を調べて、それを材料に持ってくればいいのだけれど、それは難しいよってことを昨日も書いた。


 立場的には、市民に反対が多いということだから設置賛成派が積極的に動くべきであって、その意味で、マイナス要素の証明ではなく、マイナス要素の否定=治安等が設置区域以前、以後と変わらないなどのデータを以って説明することが必要なのではないかと。


 逆に、反対派は、反対するならイメージでものを言うのではなく、同じように場外馬券売り場の設置によって、既存の施設ではこれだけの弊害が生まれていますよということを証明というか、説明する必要が出てくる。


 その両者の立場ともに、ウインズの設置場所、東京なんかと地方では当然規模も抱える問題も違うから、一概に比較ができないから、この証明が難しいと言っている。


 パチンコの話を持つ出したのは、ギャンブルがいらないというのなら、競馬を受け入れないだけでなく、既存施設の排除や新規出店規制等も考慮に入れるべきではないかという意味を込めて書いたのであって、そもそも、それが一番言いたいことでない。ギャンブルを毛嫌いする市長の立場からすれば、換金の違法性が問題なのではなく、表向きは遊戯であるけれど、本質はギャンブル(破産や中毒者の実情を踏まえて)のパチンコも当然、敵視しなければおかしいのではないかという自分の意見です。 


 話を最初に戻すと、単に、市長が競馬のイメージを破産、治安悪化等でまだまだ捉えてますよって紹介をした上で、ウインズ設置でいつも問題になるマイナスイメージの払拭は今回も議会で証明されなかったということを書いてきたわけで、それ自体は、何度書いても、僕の軸は変わってないと思うのですけれど。それを何を書いているかわからんと言われれば、手の打ちようがないのですが。