堅くても下がり、荒れても下がり

 表の作り方がわからん。見難いのはご容赦を。

レース前年比馬連配当
春天67.2%290円
宝塚記念106.6%1190円
秋天81.9%490円
JC89.2%810円
有馬記念80.2%380円


ダービー 86.3% 
皐月賞 88.0%
菊花賞 74.8%
オークス 86.1%
桜花賞 87.6%
安田記念 112.9%


 いつの年かの馬券売上げの前年比。え〜っと、2000年度の一連の古馬GIとクラシックをざっと列挙。この年は何といっても覇王テイエムオペラオー様とくっ付き虫メイショウドトウが走っても走っても同じ着順で決着したシリーズ。


 シーキングザパールタイキシャトルが海外GIを獲って、スペシャルウィークエルコンドルパサーグラスワンダー世代が勇躍し、エルコンドルパサー凱旋門賞で2着になり、世界との距離を縮めたと感じ、さぁ日本競馬が世界へ!!と思ってみたものの、そこから一気に馬券の売上げは下がる下がるの一方で、どうにもならなくなってしまった。


 それで、今年のGI(JpnIとか表記の問題はどうでもいい)の売上げの前年比が以下。
フェブラリーS 88.7%
高松宮記念 91.0%
桜花賞   90.3%
皐月賞   88.7%
天皇賞春  90.2%
NHKマイルC 98.5%
ヴィクトリアM100.3%


 今年のGI(JpnI)シリーズが荒れに荒れて、もう長年馬券買っている外れ馬券コレクターの僕みたいな人が音を上げているのに、ヴィクトリアMがそこそこ頑張ったのが意外や意外。メンバーがどうとか、スターホースがどうとかって話じゃなくなってきたのかなぁ。


 ディープインパクトがいるから堅くて馬券が面白くないとか、ディープインパクトがいなくなって面白くなるとか、どれもこれも根拠のない思惑で、スターホースが居ても、居なくても下がる現状はどう理解すればいいのだろう。やっぱり景気の問題とそこで離れてしまった人らが帰ってきておらず、新規参加客も少ないという、当たってそうでよくわからない推測に収まるのか。


 一連のシリーズが荒れていても、堅く収まっていても、売上げは下がるみたいですねって、覇王テイエムオペラオー様の時代に遡ってみた。とはいえ、テイエムオペラオー様は、そのキャラもあるのかもしれないが、その前年もそこそこ売上げが前年比で下がっており、単純にオペラオー様だけのせいではないと、表を作ったことを裏側も最後に。97年度以降ぐらいから減少が見られ、堅い基準のオペラオー世代をフィーチャーしただけなので。


 関連がありそうでなさそうな、この結論の持って行き方には、当然ながら無理があるのが、雑記レベルの記事の物悲しい所。