新種牡馬予想(1)

今年もやるよ新種牡馬診断。去年は2頭で終わったが、今年は出来る限り続けます。

 第一回は「アグネスタキオン」。現役時代はクロフネジャングルポケットの更に上を行くパフォーマンスを披露。歴代のサンデー産駒と比較しても劣らない強さだった。

 母系は超一流。母が桜花賞アグネスフローラ、祖母のアグネスレディはオークス馬。全兄アグネスフライトはダービー馬と、名門中の名門。

 リマンド、ロイヤルスキーと来る母系の影響が強いのか、産駒は全体的にガッシリとした馬体で、胸前の筋肉量は他のサンデー産駒と比べても立派に映る。それでいながら、全体のバランスは崩れておらず、きれいなラインをしている。若干、後肢が物足りない産駒が目につくも、前駆の比較になってしまうので仕方ないか。

 産駒は頭数も多く、活躍馬を出している牝系が目立つので、勝ち上がり率も高く、大失敗に終わるということはないだろう。

 配合牝馬を見ると、ノーザンダンサー系とミスプロ系がほとんど。それも有名種牡馬ばかりなので、血統背景として問題ない馬は多い。

 注目産駒は、
 母ウメノファイバー。母はオークス馬も距離は万能。ただ奥手感が残るので期間内活躍は…。
 母クロカミ。半姉クロウキャニオンよりかはスピードありそう。

 他にも数頭いるが初年度からGⅠ路線は厳しいな。