凱旋門賞

 海外情報を載せるのを忘れてたわけではないですが、多忙のために書き起こすことが出来ず。一応、凱旋門賞ということでフォローしておきましょう。

  
 人気はMotivatorが背負いそう。英ダービーのことをVodafone Derbyと書くことをさっき記事を読んでいて思い出した。エクリプスS愛チャンピオンSでオラトリオに連敗を喫したとはいえ、距離の延びる今回は巻き返してくれると期待している。父はモンジューで、英調教馬。この後、BCターフを使って引退、英王室所有の種牡馬となる予定。


 対抗はHurricane Run愛ダービー馬で、仏ダービーシャマーダルの2着。これもモンジュー産駒だけど、こちらは厩舎が地元フランス。前走のニエル賞を勝って勢いもあるし、もしかしたら一番人気はこれかも。


 この2頭を挙げたら次に挙げないわけにいかないのがScorpion。前走英セントレジャーを勝って長距離適正をアピール。前々走はパリ大賞2400mを勝っているし、愛ダービーで前述のHurricane Runに半馬身差。A・オブライエン厩舎の馬で厩舎はアイルランド


 要は、この3頭3カ国のモンジュー産駒で一番強い馬を決めようみたいな状況。

 それから人気しているのがShawanda。今年の愛オークス馬で、前走はヴェルメイユ賞を完勝してここへ。牝馬は斤量が有利ということで人気しそうだけど、今年は相手が3歳馬だけに。こちらの父も凱旋門賞馬シンダー。日本でもお馴染み。


 ジャパンカップに出てきそうな馬はいないし、日本国内の注目度は低い。英インターナショナルでロブロイに勝ったElectrocutionistが次走カナダ国際の結果次第で遠征してくるとか来ないとか。あとは、Gonbardaっていうドイツ牝馬。今年の年度代表馬候補らしいけど、国外遠征なし、強い相手とやってないっていう点が不安。


 日本もサンデー産駒がいなくなる来年以降は、ダービー馬はダービー馬からという時代が来るのだろうか。とりあえず、今週は凱旋門賞。一月後にはBC、その後ジャパンC・香港と続く遠征シリーズだけれども、日本馬は関係なさそうだな。JCはディープVSロブロイに染まりそう。