回顧
- 札幌2歳S
勝ったアドマイヤムーンは一応現2歳世代ではトップかな。ゲートの悪さ、直線の行儀の悪さも使っていけば修正できる範囲内だろう。今の段階では特に問題はない。祖母のケイティーズファーストがゴーステディやトールハンマーの母で、それにサンデーを付けて、エンドスウィープで締める。当然のことながら母父サンデーサイレンスという馬が増えてきたわけだが、父系を素直に引き継ぐということでいいのか。
代表馬がラインクラフトでこれも同配合。他に、マイソールサインドがタマモクロス産駒で、冬〜春先限定ホースだし、プリサイスマシーンは芝・ダ兼用も一歩足りないのはトップガン産駒らしい。サカラートやシャドウスケイプの様に、父がダート種牡馬ならダートで走る産駒を出してくるし、フレンチデピュティなら早熟の短距離馬になる。そう考えていくと、父系が出ていると考えて支障はなさそうで、突拍子もない大物は出そうにもない。
ビッグプラネットとマイネルハーティーが撃沈。何と言うか成長力がないな。ビッグはもう少し気性面での成長が欲しいのと一本調子な所があるからダートの方がいいかもしれない。アルビレオは絞れれば重賞でもやれるし、久々でもキョウワスプレンダがやはり良い雰囲気だった。次走はボケるかもしれないけれど、京阪杯は今年はこの馬で行くかも。
- 2歳新馬
マチカネゲンジは1F長いのかもしれない。SS×母父ウッドマンでもダートを走るだけの力はなさそうで。ということで1400mに出てきた時に買おう。といっても、人気だから美味しくはない。
サードストリームはコロンとしてて、それは太いとかではなく。まぁダートの方がいいかも。芝では切れ味不足になりそう。これも1400mのダートで。シェルズレイはクロフネ産駒らしく切れないので、距離延ばした方がプラス。
- 注目馬
中山で未勝利を勝ったローランリバース。モンジュー産駒の外国産馬だが、全身のバランスの良さ、踏み込み、雰囲気。それらは未勝利馬のものではなく、500万下、1000万下で十分に勝ち抜けるものがある。これまで35秒台の脚しか使えていないのが気がかりだが、父の血統からして重馬場になったら勝負掛けてみたい。いずれにせよ、ちょっと追い掛ける。
- 日曜阪神7R
クロスファイアは順当。ゼンノコーラル・マルノユビキタスの能力上位馬はまだ仕上げに不安があり、しっかりと歩けていなかった。エイシンユニコーンは能力が落ちるし。2着のシュアリーゴールドも全然良く見えなかったが、ここは他の馬のレベルが低かったのだろうか。それだけにゼンノ・マルノにはもっと走って欲しかった。
- 阪神10R
先生がマイネルリバティーを1.4倍で飛ばす(笑)ウインズで隣のおっさんが「殺すぞ、柴田」と言ってたのを聞いて笑いを堪えるのに必死だった。先生を買う方が悪い。先生は自分の仕事をしたまでだから。
この距離では完全に安定勢力となったブルーコンコルド。休み明けでも実が入ったというのが素人目に見てもわかるぐらい充実してきている。そうそう崩れないだろう。
ミリオンベルもスムーズな競馬で。上手く乗ったというべきか。サンライズキングは控えてどうする。前々で運んでこその馬。インタータイヨウは馬体が戻ったのは良かったけれど、内で終始揉まれて精神的に疲れたのか。まぁ、今年の夏は最初からどこかおかしかったし、これで休養でもいいだろう。
- 日曜阪神12R
あまりレベルの高い一戦ではないと思うが、勝ったタマモヘラクレスと2着のグレイシアブルーにそう差はない。スムーズな競馬が出来たかどうかなだけで。グレイシアは牝馬限定なら順番回ってくるだろう。
- 日曜中山10R
ヴンダーが甘いのは承知の上だが、レジェンダロッサの気の悪さは全く良くなってなかったな。馬体だけみれば通用するだけに、はまった時のことを考えると買いたいが、ゲートはでない、引っ掛かるという点を考慮すれば、しばらくは買わない方が被害が小さいか。
改めて書くまでもなく、サイレントウィットネスとデュランダルの二強対決。3着以下もほぼ順番通りで、ケープの大崩れだけが原因不明。サイレントはもうスプリントいいでしょ。マイル〜2000mぐらいかダート走って欲しい。ダートスプリントならロストインザフォグとの対決か。
デュランダルもあの仕上げであの末脚が使えるとは恐れ入った。マイルCS3連覇は当然として、個人的には天皇賞でみたい。まだまだ良くなる。
アドマイヤマックスも能力分は出し切った。引退まであと1走か2走。立ち姿は格好のいい馬で好きなだけに頑張ってほしいね。