2006年注目馬(芝を中心に)

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。出来るだけ精度の高い予想を目指して◎複勝率は85%目指したい。


 ダートの注目馬を取り上げたからには、芝もあげておかなくては。ちょっと有名な馬が多くなってるけれども、それは夏の時点に、一気に注目馬リストを作ったから。また、注目場が出てくるたびに、入れてはいくけれども。

 現在の所、グラスワンダーの代表産駒であり、2006年の最も注目している馬。オースミハルカやオースミエルストの半弟で、それらの馬が父をストレートに出していることを考えると、これがグラスワンダー産駒の姿なのだろうと思う。ローゼンクロイツに先着した新馬戦から3走取りこぼしたけれど、武豊・岩田できっちり連勝。1600万下で足踏みする馬でもなく、どこまで勝ち続けてくれるか。

 昨シーズンのPO馬だからというわけではないが、SS×ラストタイクーンで、キングカメハメハ同様ラストタイクーンが入っていることで、体にゆとりがあって、それがサンデーサイレンスとの相乗効果で良い具合にマッチしている。柔らかい体が特徴。初重賞挑戦となった神戸新聞杯でもディープ以外には差の無い競馬が出来ているし、今年は重賞を勝てるだろう。関東の期待の星だろうが、それに違わぬ活躍を期待してもよさそう。

 今までの最高オッズが2.7倍。それ以外はずっと1倍台。夏にダート1700mに使った時は何を考えているんだと思ったもんだが。陣営は芝・ダを問わず1200mという距離で使っていこうと思っているみたい。今のスプリント路線は層が薄そうだから十分に通用するかも。懸念材料は前走後に喉の手術をしたこと。その影響がどの程度でるのか。短距離界で最も注目すべき馬。

 インティライミの全兄ということで、弟の方が話題先行だが、この馬も結構良い馬。1600万下、中日新聞杯と0.4秒の敗退。2走前は距離不足で追走に苦労、前走は出遅れで先手を奪えず。自分のレースをしていないので、1800〜2000mで先行できるような競馬なら巻き返す力はある。今年はこの馬がローカルG3の常連になりそうだと期待している。

 昨年のダービーで関西の秘密兵器といえばこれだったか。その後骨折で全治1年の診断。夏頃まで復帰は厳しいと思われるが、3歳春に見せたパフォーマンスからすれば重賞でも通用するものがある。とりあえず、じっくりと治してもらおう。

 朝日CCから始まった秋競馬。使うたびにレース内容は徐々にだが良くなり、行ってそのままという競馬ではなくなってきた点は評価できる。スワンSやマイルCSでも簡単に止まっていないのだから、何かのきっかけ一つだと思うんだが、それがダート替りなのか延長なのか。個人的には一度ダートの走りが見たい。

 全く敗因がわからない前走の大惨敗。極端にペースが早かったとも思えないし、坂が原因という前に4角で既に手応えがなかった。考えられるのは夏からの連戦の疲れがでたことぐらい。まだ上を目指せる馬だけにしっかりと休んで立て直して欲しいと思う。ポン駆けは利くタイプだから復帰初戦も注目したい。

 成長力のなさではなく、単に絞りきれないための息切れのようなここ数戦の内容。絞れないうちは能力が上でも馬券圏内すらない。言い換えれば絞れれば、いつでも1000万下は勝てる馬ということ。早く絞って欲しい。

 秋華賞は3着。上位2頭には離されたがライラプスなどを抑え込んだ事は評価したい。2000mよりかは1600mの方が斬れる脚を使えるという点であっているはずで、春のヴィクトリアマイルは穴馬として再度注目している。問題はそれまでに戻ってこれるかどうかだが。今年無事なら牝馬限定重賞の一つぐらい取れるだろう。

  • ピサノフィリップ

 夏に復帰した時にはようやく体質がしっかりしたかと思ったが、それ以来また放牧に出されてしまった。素質は言うまでもなくOPクラスだけに、体質の強化が待たれる。1000万下なら最上位なので復帰初戦から狙ってみたい。

 ゲートの下手な馬で、それも合わせて1200mはちょっと短い印象。今年は1200〜1600mで注目したい馬。エアジハード産駒でも近親にスターバレリーナの一族なんかがいるから見劣りはしない。ダートに使ってくることはないと思うがダートは合わないので。芝の短距離路線で注目したい一頭。

  • メガトンカフェ

 まだまだ体の線が細く、素質だけで走っている印象を受ける。もっと良くなるのは06年の秋〜さらに来年ぐらいになりそうだけれども。1600万下では人気先行だろうな〜。エンジンの掛かりが遅い馬でもあるし、広いコースの方が合いそうなので東京競馬場で狙いたい。

  • フェイトトリックス

 気性が悪いわけではないが、2000mになるとワンパンチ足りなくなる。1600〜1800mで注目したい馬。パドックで非常に見栄えのする馬で、ディープインパクトの調教パートナーとしても有名。この下にアグネスタキオン産駒がいて、それも今の段階で注目馬候補。フェイトトリックス自身も年末の中日新聞杯を目標に。

  • ダート条件戦お手馬集団

エイシンボーダン ナナヨーヒマワリ ナイキデラックス アイファーフクオー トーセンアルタイル アグネスボゾン
 出てきたらほぼ買う馬ばかり。アグネスボゾンはちょっと頭打ちの感があるが、それ以外の馬はまだ好勝負できるだろう。ナイキデラックスとナナヨーヒマワリはもうそろそろ勝ち上がっておきたい。エイシンボーダンの出遅れ癖はもうしょうがない。アイファーフクオは外枠で。トーセンアルタイルは順調に使えれば1000万下でも通用する。これらの馬は出てくれば触れると思う。

 秋になればよくなるかと思ったが、腰〜後肢にかけての成長が乏しく、そのあたりが1000万下でも勝ちあぐねる理由だろう。母父カルドゥンの影響でやや晩成傾向もあるのかな。いずれにせよ全体がしっかりとすればもう少し上を目指せる馬。

 まだ本当に良くなったという印象がない。素質の器は大きいのだろうが、それになかなか成長が付いてこないといった所。伊藤雄二厩舎だけにまた夏まで成長放牧に出たのかな。秋の京都までには何とかして欲しい。

 格上緒戦したクリスマスキャロル賞は、現状ではやはり壁があった。それと少し太かったようでもある。500万下に戻って絞れれば、小倉・京都を問わず軸として買っても大丈夫だろう。夏の小倉ぐらいまでには1000万下でも通用するはず。

  • スマイルフォライフ

 500万下で2着、3着と惜しい競馬が続いているが、勝ち上がるのは時間の問題だろう。1000万下でも勝ちあがれる素質の馬だと思うので、1600万下での競馬が今年の課題になりそう。1000万下でも軸として買い続ける。

  • それ以外の注目馬

以下は、もう有名になってしまいつつある注目馬たち。これらの馬は出てきたら触れるということで。

 極端に揉まれなければOPでも。根岸Sの注目馬。

  • カンパニー

 1600m〜2000mで。06年も重賞制覇できそう。とりあえずは阪神C中山記念が目標か。

 無敗の障害王者の誕生。アドベガ産駒。障害は買わないが、この馬には注目したい1年。

 負債だけが募るお手馬。馬込みを気にしない馬だけに最内を割る競馬をずっとしなかったのが謎。阪神の方が合う馬で宝塚記念あたりで何とかならないかと思いつつ。今年も頑張って買い続けよう。

 復帰してから着順は悪いものの競馬内容は徐々に良化中。一言で言えば距離が長い。1600〜1800mぐらいならもっと粘れるはずで、そこらに出てきたら買ってみたい。あと、アバラが浮きすぎている時は消しで。

 京都金杯に出てくるらしいが、仕上がりは一息と聞く。順調に使えれば牝馬路線のトップにいる馬だけに。無事にいって欲しい。

 前走で距離を克服できたのは収穫。追い込み一手だけに馬場や展開に左右される面はあるが素質はある。今年もまだ追いかけたい。

 やや人気先行の面があり、芝でもダートでも中途な半端に3着や2着が多くなりそうな馬。それが正しいサンデー×デインヒルの姿だと思うのだが。軽いダートに出てきた時だけ頭で狙ってみたい。後はヒモ馬で。

 エルコン×メドウレイクという一本調子の極みのような配合だが、それでもスピードのある馬。武豊を手配しているということで1200mで注目の一頭。

 夏の北海道でまた活躍をきたいしている一頭。中央でも走れないことはな
いと思うが、ワンパンチ足りない。洋芝の方が合う。

  • ソーユアフロスト

 マチカネキララに負けたものの、2000mぐらいなら大崩れはない。東京で狙っていきたい。上手く行けばメトロポリタンS。

 休養明けから良い馬体になってきた。SS×フラワーパークということで距離はマイルぐらいが良いのかな。現状ではOP特別ぐらいまでなら。

 菊花賞は敗れたもののトップ下の力は見せた。今年はもっとよくなるはずで、距離がどの程度まで短くても走れるのか未知数だが、一応前に行く前提で春天でも100円ぐらいなら買うかも。

 1600万下も突破するのは時間の問題だろう。距離は1200〜1400mまでだろうが、それぐらいなら今年も追いかけて良さそう。芝で負けてもダートの1600万下でも注目している。


 大体リスト入りしている馬はこんなモン。これらの馬が今年1年どれだけ伸びてくれるかそれが楽しみです。最注目はオースミグラスワンマチカネキララジョイフルハート


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