土曜日予想

 非〜〜常に寒い京都。金曜の夕方から粉雪とも吹雪いているともいえるぐらいの雪で、一時は土曜の京都は中止かな?と思ったぐらいだけれども、気温が上がれば(最高気温は3度予想)雪は溶けるだろうが、日陰の方は凍っている(最低は-2度予想)ので、正月競馬の典ちゃんのようにならないように、騎手の方々にはお気をつけていただきたい。


 週中に何度か書いたように、食指をそそられない番組揃いなので、実馬券購入は極力抑える方向性で。出来ればゼロ、もしくは500円以下。でも、さっきから新聞見ながら「3連単マルチで勝負にならんかな〜」とか妄想してるわけですが。

  • 京都11R 山城S(チョメチョメS)

 ◎シンボリエスケープ。前走を見た段階で次走は本命視しようと思っていた。出遅れ→外捲くり→失速の一番嫌いなパターンの競馬をしたにもかかわらず0.6秒差の4着。少なくとも1600mよりかは2勝2着1回の1400mの方が合うはず。京都は昨春の洛陽Sで33秒の末脚を繰り出して2着のある舞台。東京ではなくこっちに持ってきたのは3走前から+20kgという事を輸送で何とかしたいという思惑からだろう。その点で絞れていればなお良し。軸としてはこれが一番か。

 ○ニシノデュー。展開と洋芝に恵まれたのかと思った2走前。ところが前走は控えてなおかつ接戦のG前でもしぶとい競馬。馬体の充実振りが示すように、ここにきて完成されてきたようだ。ここも行くのがマッハジュウクンとこの馬ぐらい。外差し傾向のある京都だが、先週のマイネサマンサ(岩田神)が示すように前に行けるなら行った方が競馬として有利であることに変わりはなく。四位さんも1000勝まであと2勝ということで頑張っていただきたい。

 ▲テイエムリキサン。着順だけをみるとここ8戦は【0017】だが、2走前の2000mの競馬以外は全て1.0秒差以内。勝ち馬から2馬身圏内までは確実に飛んできている。着順ほど悲観しなくて良いはずだし、今回は前走よりは前に行きたいということで。栗東Bコースだから毎回時計が出るのはわかるが、引き続き出来は悪くないはず。あとは、初騎乗の角田ジョッキーがワンパンチ効かせてくれないか。

 ◎フサイチパンドラ。馬体から計れるスケールは相当に大きいと見込んでいる馬。白井先生は「前走は目に見えない疲れがあったのかもしれない」と指摘するように、まだ成長が追いついてきていない段階。それでも、初戦で圧勝した京都の舞台に戻って。前走は坂や外枠も辛かっただろう。先々を見据えるとここは2着ではなく勝っておきたい。

 ○サンヴィクトワール。前走は調教を軽めにしたにもかかわらず馬体減ということで。腹回りが寂しく映ったが、今回は中間をしっかり。それだけにさらなる細化があれば心配だが、逆にそれでも増えてくるようだと楽しみ。距離に関しては問題ないと思われる。

 △シェルズレイ。下手に控えようなどと考えず、多少早い流れになってでも逃がした方が良さが出そうなクロフネ産駒。馬体は良いものがあるので、前々で流れに乗れればもう一つぐらいは勝てるかもしれない。

  • 京都12R 1000万下(牝馬限定)

 前走で見所のあった2頭◎フェアリーブレスと○ラブイズミラクルに注目。両馬共に1200mよりかは1400mの方が合いそうで、加えて、他の馬が1200mの方が良いさそうな馬が多いだけに、この2頭の勢力は動かせそうに無い。

 以下、8枠のレヴリとアッチッチまで。コマノマコはもう少し叩いた方が良さそう。馬券を買うのならマルチで相手2点か。いや、ラブイズが頭あってヒモなしのタイプだから頭固定で良いかも。

  • 東京11R 白富士S

 何とも言い難いメンバー構成だな。芝のOP特別は東でやろうと西でやろうと空洞化してしまっている印象。特に中・長距離は何とかならないか。
 ◎アサクサキニナル。また今週の先生に◎を。そろそろ確変が終わりそうな気がしなくもないが。というより近走で悪くないのがこの馬とメジロマントルぐらいしかいない。キャピタルSでも狙ったが、あの時がタイム差なしの3着。府中2000mは昨年の5月に勝ち鞍もあるし、他が走れないとなれば相対的に評価は上がる。

 ○メジロマントル。こういった馬は印をつけた途端にまたいなくなるタイプ(昨年のビッグゴールドのように)だが、他に順調な馬がいないだけに仕方ない。前走でも速い流れだった割には大きく崩れてはいないし、相手が楽になって再度。

 ▲エアシェイディ古馬になれば良くなるはずと思っていたが、骨折や体質の弱さで未だに大勢できないでいる。今回も骨折明けとなるが、力だけならここでは上位だけに「先を見据えた競馬を」と陣営は言っているが、この相手あたりであれば勝ち負けして欲しいところ。

 △スムースバリトン。骨折明けから一向に良くなる気配がないが「一変可能だ」という国枝先生の言葉に乗ってみる。でも美浦では有名な泣き調教師ではなかったのですか、先生?

 ◎ビッグプラネット。前走に引き続き再度。斤量云々ではなく、延長で気持ちよくいければこなせる。一瞬の脚に欠けるタイプなので、現状では1200mあたりは合わない。小回りで他馬(ツルマルヨカニセあたり)が一気に来る可能性はあるが、ほとんどの騎手がメイyソウカイドウとアサカディフィートを意識しているはずなので、前にさほど注意は払われないだろう。その間隙を縫って再度踏ん張って欲しい。

 ○エイシンドーバー。前走でも悪くない競馬。夏の小倉からすると随分良くなった。ヴィクトリーギャロップの代表産駒として頑張っていただきたいし、今年のローカル路線で楽しみたい馬。藤岡君頑張れ。

 ▲メイショウカイドウ。現在小倉の鬼を襲名。もしこれで勝ったりしたら小倉の御仏を挙げよう。挙げようなんておこがましい言い方だ。メイショウカイドウ様を奉ろう。それぐらい今回は厳しい条件が揃った。それでも小倉では強い。

 △ツルマルヨカニセ。なかなか良くなってこないのが気になる。絞れないだけが理由だとは思えないんだけれど。得意の小倉とはいえ、いつもより評価は下げた。

 ☆アサカディフィート。斤量泣きしそうという理由を挙げてもいいけれど、近4走全て最速上がりの競馬をしていることからも、もうフロックとはいえないのかもしれない。ただ、こういった馬は先ほどもどこかで書いたように皆が印をつけた途端に来ないパターン。そして、今回わざと印をつけて飛ばしてみようと思う。