土曜予想

 明日は新聞の休刊日ということで。週末はスポーツ新聞の配達があるんだが、コンビニまで買いに行かなければならない面倒臭さ。でも、新聞記者さんもいつもお疲れ様です。

  • 京都10R

 ここは2頭の争いと見る。スカーレットベルとトラストジュゲム。木曜日にも書いたように、坂のある阪神から【3100】の京都に替わって、しかも先行出来るようになって、引き続き先行馬が少ない状況であれば、スカーレットベルの優位は動かない。最近はゲート不安もなくなってきたし。


 当然相手はトラストジュゲム。個人的にはそれほど極端な太め残りでもないと思うが516kgの2走前でボケた以外は堅実駆けで、前走は京都1800mの外枠を克服して3着。詰めの甘い部分はまだ残っているだろうが、岩田神でもあるし、目標は前に行くスカーレットベルだけなので、徹底マーク出来ればあるいは逆転まである。


 △はサワノブレイブとブルーフランカー。前者は安定勢力であるが、ジリジリとしか伸び斬れない面があり勝ち味に遅い。1200mよりかは断然向くと思われる1800mへの延長で再々再々の期待。それでもまだ甘いかもしれないけれど。

 ブルーフランカーは充実してきた。3走前あたりは先行有利な馬場に乗っただけかと思ったが、前走内容を見る限りロベルトらしくここにきて力をつけてきたよう。前に行ってまたバイアスを活かせば。

 メイショウホウオウは一気に人気落ちで臭いが…。ヤマトスプリンターは追い込み一手では今の馬場で辛そう。ツムジカゼは徐々に良くなりつつあるが本来のデキまでは。ワンダーハヤブサはここから使い出して夏が目標だろう。

  • 京都12R

 私的明日のメインレースだが、枠を見て引いた。ドン引き。ナリタプレリュードが最内ですか。鞍上はもちろん渡辺薫彦。同じ時期にスターダムにのし上がった和田デットーリー神はバンバン穴を開けているというのに、今期まだ5勝。いつも申しますように、渡辺騎手が勝てばそれは事故に近い。なにせ、勝率0.033。100回に3回。比べては駄目なんだろうが、武豊騎手は勝率0.264。100回で26回勝つ計算。


 そして、当面の相手になりそうなクロスファイアの鞍上は岩田神。そのデータはというと、0.136。ゴッド内田博幸が0.187、横山典騎手も0.187、安藤勝騎手が0.189、福永祐一騎手が0.105。いずれも2006年成績。ちなみに和田神は0.069。10億円を稼ぎだしております×5%が単純収入。2000万ですか。ちなみに武豊騎手は昨年44億だそうですよ×5%で大体1億前後?


 普段全く使わないこんなデータを予想に持ち出した時点で当たりそうなものも、当たらなくなるような気がするけれども。


 ◎はクロスファイアに切り替え。外枠で前に壁がおけず引っ掛かる不安は増したが、その辺りは12Rリーディング3位の岩田神がやってくれるはず。馬の能力ではナリタプレリュードの方が若干というか2枚ぐらいは上だと思うので、早めに先頭に捲くって行って、後は相手が馬群を捌けずに外に回すのを待つしかない。


 ○は当然ナリタプレリュード。最内枠で馬群を捌けずに時間が掛かるかもしれないが、馬の能力はメンバー中一番なので、落ち着いて騎乗してくれれば。仕掛け遅れで3着の可能性もありつつ、上手く回ってくれば1着の可能性も高い。これは判断が分かれるところだが、本線は馬連で。3連単は1・2着固定で3着に流し、お金に余裕があれって、2倍つくならワイドも押さえる万全の策を打つ。


 3番手以下が悩ましい。おそらくシルクストリートがゲートさえ合わせれば武豊だけに逃げを打つはず。先行有利な馬場も10Rのスカーレットベルで見抜いているはずだから。その後に付けるであろうタマモゴーアップ(和田神)とメイショウエイシは武豊が逃げれば競りかけられないだろうから、そうペースは速くならない。それで、外枠のクロスファイアが引っ掛かり気味に外から捲くりに出ると読む。


 このクロスファイアの出方がポイントで、あまり早いとナリタプレリュードに万全の競馬をされた時に差されるし、遅いと斬れる脚がないから前を残す可能性もありつつ、前がそれほど強くないからむしろその方がいいかもしれない。だが、その場合はナリタが脚を余して3着に落ちる可能性もある。


 シャコーミリオンとタマモゴーアップとシルクストリートとメイショウエイシはワンコインで取れたら美味しいと思いつつ、馬連で5倍以上を祈りながらクロスファイアとナリタプレリュードを買い、ナリタが1番人気ならクロスファイアからの増資。これでいかがでしょう。