ツラツラと雑記

 某有名競馬マスコミ人の方のブログの冒頭にこう書いてあった。

宝塚記念の入場人員は前年比130%近くとなったものの、馬券売り上げは83%という有り様で、この日全体の売り上げも89%というもの。ディープインパクトのファンはやはり馬券は買わないことが証明された。


 パッと読んだ印象としては「ふ〜ん」と思うわけだが、平成17年度の馬券売上げの内訳を見てみると、開催場・ウインズ&パークウインズ・電話投票の割合がそれぞれ【9・48・43】である。ここ数年ずっと開催場の売上げはずっと100の中の9で推移していることを考えると、今回の宝塚記念だけを取り上げてみると、ディープインパクトファンは馬券を買わないというよりも、リンカーンを始めとするライバルの不在が馬券購入意欲を掻き立てず、結果として売上げを伸ばせなかったということになると思うのだが。それと後は天気。


 ディープファンが馬券を買わないという考察を展開するなら、ディープインパクトの出走したレースの競馬場とその他開催場、ウインズ&パークウインズ、電話投票の売上げ比較の一覧ぐらいは出して欲しいと思うわけで。一般素人には無理でもマスコミ関係者ならそう難しくはないだろうし、JRAにもそれぐらいのディスクローザーは必要だろうし。


 まぁ確かに、宝塚記念菊花賞天皇賞に比べて、明らかにガラガラだったし、昨年の宝塚記念にも足を運んだ身としては、初阪神競馬場でもあったが、異常な込み具合だと認識していた。今年は、おそらく雨の影響が多分にあったこと、先のエントリーでも述べたように今回の宝塚記念にはディープインパクトの出走意義がこれまでより薄かったことが原因として挙げられるのではないかと思うが、印象論で根拠はない。
 それにしても、去年の阪神よりも入場者は増えていたとすると、阪神は京都に比べると異常に狭いのかと思ってしまった。

  • 秋ローテ

 ハーツクライ凱旋門賞を使わずに、キングジョージ後の秋ローテはJC→有馬記念になるという。そこでディープインパクトと再戦するのが日本のファンにとって有意義であろうというGallopでの対談。確かにそれはそれでありがたい。


 年度代表馬選考の観点から見ると、現時点ではディープがGIを2つ。ハーツが海外GIを1つ。エルコンドルパサータイキシャトルの時代に根強くあった海外GIコンプレックスが数年経った今年あたりはどうなるのであろう。


 とりあえず、秋の天皇賞のメンバーを募集しないときついGIになりそうな予感。ハーツとスイープがいないとGIとは言えないメンバーになりかねず。

  • 今週の予想

 あまり買いたいレースがなく、また土日は雨予報。暇があればまた書きます。