もろもろ雑記

 週中はそれなりに忙しかったことと、先週の糞競馬の後遺症が残って何も書く気になりませんでしたよ、と。今週もテンションの方は底辺だけど、中途半端な時間に寝て起きたせいで、久しぶりに書こうか。

 外出先でこのニュースを聞いたのですぐにはリアクション出来ず。色んな所の反応見てると書けなくて良かったかも(笑)と思っている。なにせ、「競走馬は誰のもの?」なんてタイトルで2000字ぐらい書いてた途中だったから。このニュースに関して一言二言。


 引退すべきかそうでないかのメッセージを発するのは自由。それは競馬ファンでも、ディープインパクトファンでも、経済学者でも、生まれた時からディープのファンでした(佐藤藍子)でも。その行為に現実的な意味がほとんどなかったとしても、何かしらの声を上げ続けることは大事だと思うし、それは競馬に限らず。もしかしたら、こうした声を汲み取る馬主さんがどこかにいて、それくらいの馬を手にした時、ファンのために走らせると言い出すかもしれない。その時のためにも、引退すべきでないと思う人はメッセージを発し続けていったら良い。


 マスコミという視点で言えば、日本競馬の場合、まず騎手がきて、調教師がきて、厩務員がきて、今回の場合は調教助手がきて、そんで馬主かと思いきや、生産者のノーザンファームがきて、社台グループ代表がきて、ノーザンファームの厩舎長がきて、幼い頃に育てていた女の人がきて、ようやく金子オーナーに辿りつく。フサイチさん以外はそれぐらい馬主というのはドラマのメーキングには意味を持たない演出になっている。まるでスポンサーであるかのように。「欧米では馬主への扱いがもっと大きい」とか主張するつもりはないけれど。それは、競馬の成り立ちの根幹の部分での違いが大きく影響を及ぼしていそうだから。ただ、最後の最後に非難されるオーナーは少し気の毒ではある。


 一言でいえば、これが競馬界のサイクルだから、どうしようもない。あっ、極論言ってしまった。走らせたい馬主さんが出てきたら、走らせるだろうし、種牡馬入りさせたい人は、さっさと種牡馬にする。それはオーナーによるし、時代の波にもよる。あーしてれば良かった、こうしてれば良かったは後々になって言えることで、今の時点で、オーナーにとってはそれが最良の選択だったろうし、それが最良でないかどうかは今の時点では誰にもわからない。名馬はファンや社会の公共財だから、JRAが馬の進退は一括管理しますなんて事になればある意味で面白いけど、現実的には誰かが判断を下さないといけない。


 俺はやらないけど、活躍した馬の早期引退が競馬の衰退を呼び込むなんて明確な論証が出来る人はぜひお願いします。印象論だけじゃなくて、時代変化とかそうした部分も合わせて、それが事実なら、馬主さんたちも将来の自分達のパイが小さくなっていくことに危機感を抱き、早期引退じゃなくなるかもしれないし。早期=4歳とするか、3歳とするかはまた別の話。ついでに、競馬の衰退が何をもって衰退とするのかもお願いします。


 けど、だれもハーツクライが来年凱旋門賞勝てたらとかそんな話しないなぁ。メイショウサムソンと2頭出しかも…とか。もし、そんなことが現実に起こったら日本競馬としては革命的だと思うんだけど。まぁ、それまで両馬が無事であるかの保証もなく、ハーツが現役確定なわけでもなかろうし。


 ディープインパクトの固定ファンはディープが負けたら悲しむかもしれないけど、王者が勝ち逃げした路線より、王者を倒した新王者が現役を続ける方が面白いという点において、メイショウサムソンがディープに勝った方が来年以降には繋がるかもしれない。それがハーツクライであったとしても。けど、マスコミはディープ一色だろうなぁ。


 まぁまぁ長々と書いたけど、途中で書いたように競馬のサイクルだと思って、「競馬」ファンの次目指しましょう。血の継承も立派な楽しみの一つだし、POGでも楽しめるわけだし。ディープインパクト×エアグルーヴがあるかもよ。

  • デイリー杯

 ◎ローレルゲレイロ(母父テンビーなら2歳の間は持続しそう。その後は知らん)
 ○オースミダイドウ(ストームティグレスの血はいつ目覚めるのか。たけこぷたー。)

  • 神無月S

 トシザヘネシーもピサノヘネシーもチアズヒカリより遅いはず。
 ◎チアズヒカリ
 ○オフィサー
 ▲ハーベストシーズン

 ◎シャルロットノアル
 ○シャルマンレーヌ
 △サンタフェソレイユ

  • 東京12R

 ◎ストラディヴァリ

  • 京都12R

 ◎ヒトリムスメ
 ○ピクシーダスト

  • エニフS

 ◎タイキエニグマ
 ○ミリオンベル
 ▲ジョイフルハート
 △ニシノコンサフォス

  • 京都9R

 ◎ドルチェリモーネ