簡易回顧

 車の中で菊花賞の5分前から5分後までは観ることが出来た。武豊の大逃げは競馬場行ってたら面白かっただろうなぁ。実は、菊花賞の馬券は買う事が出来ず。メイショウサムソンから1頭軸の予定だったから損はなかったんだけど、結局最終レースでボラれた。

 三冠の威厳が保たれた。言葉は悪いが、メイショウサムソン三冠馬として歴史に名を残すことがなかったことに少しホッとした。ファンの方には大変申し訳ない。セントライトシンザンミスターシービーシンボリルドルフナリタブライアン、そしてディープインパクト。これらの名馬に肩を並べることを競馬の神様は許してくれなかった。
 マスコミで取り上げられる事は増えたのにメイショウサムソンにどうして華がないのか。その疑問はまだ解消されていない。過去6頭の三冠馬にはあって、メイショウサムソンにはないものがあったのだろう。トウカイテイオーミホノブルボンでさえ成し遂げられなかった三冠。無事に夏を越え、菊花賞で好勝負を見せてくれた陣営や馬には感謝したい。僕はミーハーなんでアンチの立場になっちゃいますが、これからも頑張ってください。


 メイショウサムソンは、道中もスムーズな運びで特にマイナス面はなく、距離が長かったのか、馬体を合わせることが出来なかったからなのか。そのあたりは、陣営の分析も待ちたい。有馬記念は京都よりも合う舞台のはず。是非駒を進めてもらいたい。


 ドリームパスポートは惜しかった。4年連続2着だが、横山典騎手には天晴れ。これで11戦して4着以下なし。クラシックは2-3-2着。立派な名馬である。来年の宝塚を制しそうなキャラだが、個人的には有馬記念で一発あると思っている。神戸新聞杯勝ち馬が昨年に続き菊花賞で連対したが、中京開催だったということも忘れないでおく。


 ソングオブウインド。強かった。エルコンドルパサーの最後の世代で芝のGIホースが出たことは素直に嬉しい。この馬も10戦して4着以下なし。以前にもどこかで書いたが常に馬券圏内に突っ込んでくる馬はやはり強い。もはやダートに戻ってくることはないだろうが、ドバイも目指せる可能性がある一頭(ダート経験馬として)。鞍上を理由に評価を下げて申し訳なかった。非常に上手かったです。しばらく見ない間に、ものすごくしっかりした印象を受けた。


 アドマイヤメイン。良い走りだった。2歳の煮え切らない走りから、やっぱり気性面での問題が大きく、それが逃げることによって開花した。逃げなければ脆いという条件は今後も付きまとうだろうが、行ってしまえばしぶといことは証明された。
 (菊花賞の3番人気で人気がなかったと言いきれる武豊も凄いな)


 マルカシェンクはどこ行った?

  • 藤森特別

 1500円ぼられた。
 グランプリーロラが反動でボケた。次は中一週先の11月4日に牝馬限定戦の1400mがあるが、おそらくマイルCSの週の1400mに使った方が良いだろう。しっかり立て直して欲しい。
 リードオフマンは小倉と中京で走ったせいか、1400mでのリズムが悪い。今回も真っ直ぐ走れなかった要因は、気性の部分以外にもあるのかもしれない。少し評価は下げたい。
 プリュネルは放場があったもののスタートから落ち着きあり、上々の内容。叩いた次もまた買う。
 キクノアローは昇級即勝ち。やっぱり前走の時計は出色だったのか。キングヘイローはわからん種牡馬だ。
 エアオーサムは○×馬になってるので、次は買いたい。出来れば減量にスイッチしてくれるとありがたい。
 マンジュデンは知らん。お金のある人はヒモにどうぞ。
 アレクシオスは前と離れて砂を被らなかった事が大きい。少頭数も向いたが、やはり外枠でスムーズに走らせたい。能力的には1000万下でも。
 サテライトキャノンはリフレッシュした方が良い。

  • 京都5R

 トーホウレビンはパサパサのダートとか外枠とかそういう問題以上に、体調面で物足りない部分がありそう。しばらくは買い控えたい。
 フォルテピアノ牝馬限定戦なら昇級戦でも。牝馬限定戦の方が良さそうだが、中一週になるから無理使いはしないか。牡馬相手だと頭までは厳しい。

  • 京都4R

 ゴーストライターは偽者だったようだ。540kgもあるなんて聞いてなかったなぁ。4角までは良い感じだったけど、直線手前で追い出したら、あれ?って感じで口向きが悪くなって、そこからもう勝つを諦めた感。レースを覚えさせるのに最後まで追いなおしたけど。調教の時点から初戦は無理っぽいという話はあったけど、これだと時間が掛かるかもしれないなぁ。


 コンティネントも悪くはない馬だけど、そこまでの大物かというと…。距離的な限界もありそうだし、春先にいくつかあるOP特別まで行ければ十分じゃないだろうか。


 サムライタイガースもその内順番が回ってくるだろう。ヒカルオオゾラマンハッタンカフェ産駒。やっぱりゴーストのような大型馬よりすっきり、薄くみせるぐらいの産駒の方が動きが良い。これは一つの傾向としておさえておきたい。

  • 京都3R

 ステニスハートの時計は凄い。2歳牝馬の初戦で1.12.4。6Rの500万下でマチカネモエギの時計が1.12.7。昨日のテイエムホープフルの時計が1.13.7で、1000万下のヒカリアイの時計が1.11.7。ウォーターオーレが1.12.5だから、いかにステニスハートの時計が凄いかがわかる。


 神と崇められるぐらい種牡馬成績の終わってたピルサドスキーに、母父は日本で不遇の扱いを受けたとされるファーディナンドファーディナンドケンタッキーダービーを勝った馬でニジンスキーのダートで走った珍しい馬だった。父と母父の不遇の血から、こういった馬が出てくると面白いなぁ。このレースだけ見ると2歳ダート戦線で今年の一番星が出てきた予感。しばらく追いかけたい。
 radio nikkeiより転載。
1着 ステニスハート武豊騎手)
「スタートが速いですね。後はスピードに任せて。無理に行かせたわけでもないのに速かったです。でも道中は物見ばかりしてます。もっと時計は詰められると思います。ダートもいいようです」

 これ以上時計詰めたらこの時点で重賞級なんですけど(笑)