土曜予想

 菊花賞の馬券は所用で買えなかったので天皇賞は頑張って買おう。GIぐらい参加費払っておかないとね。


 今日、飲み会の席で、競馬を知らない女の子がディープインパクトの話題で「あぁ、あの薬やってた馬でしょ」という発言をしたのには正直驚いた。これから先、あの薬が競走能力に影響を及ぼすものであったかどうかはそれほど大事な問題とはならず、いや、大事な問題ではあるものの、ディープインパクトが薬物問題に巻き込まれた以上は、その運命に逆らえないと思った。マスコミの第一報の重要性、関心の低いフィールドに関する問題に対して、人々は報道の上っ面だけを追い掛ける。つまり、続報はそれほど重要ではなく、最初のメッセージがいかに重要なことであるかは、肝に銘じておかなければならない。逆にいえば、それに気付いている人は、マスコミがいかに最初の報道で印象操作を行ってくるかも読み取ることが出来る。


 WBCの優勝後のイチローと何となく姿の重なる北海道日本ハム新庄剛志。テレビを何となく見ていると、メディアの捉え方が同じというか、これが今のテレビの論法なのかと。新庄一色に染まったテレビとそれに比べると冷静な分析が出来ている一般新聞、雑誌。一つのあり方として、野球を見ているのか、新庄を見せられているのかわからなくなるぐらい、意味のない抜きが多い。それは競馬にも言えることで、ディープインパクトが出走しているレースは、先週のメイショウサムソンもそうだが、抜きが多い。抜きが多いということは全体を映し出せていないということにもなる。


 試合やレースの全体像を捉えるなら、現場に行くか、ラジオで聞く。その手法しか残されていないのかと思ってしまった。これだけ抜きが多いと、マス・メディアは視聴者に対して、放送は全ての事実を映し出しているのではなく、たくさんある事実の中から、放送者にとって都合の良い部分だけを切り取った作られた作品であると見抜かれてしまうかも。わかりやすい視聴率稼ぎは、後々しっぺ返しとなるやもしれぬ。

  • 予想
  • 武蔵野S

 ◎フィールドルージュ。東京のダートが差せるかどうかにも寄るが、じっくりと脚を溜める競馬をさせてやりたいと北海道のレースを観ながら思っていた。それが出来るのは、おそらく今の日本の競馬場のダートでは東京しか無理だろう。
 ○フサイチリシャール。人気するのも当然だろう。神戸新聞杯でも最後にブレーキが掛かったというか逆噴射したように、問題が距離であるのか、叩き合いに極端に弱いのかという面が、この府中マイルのダートで問われる。すんなり行ければの条件は当然つく。
 △シーキングザベスト。延長で強そうな馬ではないが、何も考えずに後ろにいたら届きそう。
 △タイキエニグマ。大崩れはないが、勝つまでの印象もない。


 2.土曜 東京9R 河口湖特別
 ◎サヨウナラ。牝馬限定戦だと信用してもよさそう。
 ○フロムアップランド。上記に同じく、ダートも特に苦にすることはない。


 3.土曜 東京6R 3歳500万下
 ◎ユノナゲット。東京に戻って500万下なら断然とも思うが、普通なら北海道でもう少しマシな競馬が出来ているはず。未だ本調子にないのかもしれない。
 ○トーセンブレイク。来年はトントン拍子で上でやってもらいたい馬なだけに。


 4.土曜 京都12R
 ◎ナムラアトランテス。前走は内でモタモタ。叩いてすんなりした競馬が出来れば。最後はよく詰めてただけに。
 ○サンライズレクサス。落馬がなくても太めとかで走れる状態でなかったと思うが。空馬でも勝ってたからここは期待(笑)