週末の注目馬
- JBCマイルの放送に苦言
珍しくというか、異例のKBS京都でのJBCマイルの放送。東京の放送をそのまま流すという方式をとったわけで、地方競馬の一大イベントを全国にという意気込みは感じられたが。それにしても番組は酷かったなぁ。
まず、司会のおばちゃんがどうしようもなくgdgd(グダグダ)。ロジータ記念から見せられたわけだが、審議内容の放送があって降着等何もありませんと言ってるにもかかわらず、「まだ審議が…」云々。進行もグダグダして、もー観てられないな感じだったので、テレ朝の番組を観る時にやるテレビの音消し映像のみで。
今朝の読売新聞で巨人の滝鼻オーナーが巨人戦のテレビ視聴率の件で「視聴率1%で17万世帯。球場まで足を運ぶ人も大事だが視聴率も…」という話を読んだ後だっただけに、余計にこの地方競馬の一大イベントを地上派のテレビで流すということに対して、テレビ局あるいはNARはもう少し手を打てなかったか。遠く離れた開催場の馬券を熱心に買う人はグリーンチャンネル等に加入しているから、こんな民放を観る人なんていないんだろうけれど。そうなると、この番組の作り手がどんな視聴者を意図して制作したのかも気になるところ。
競馬に興味のない一般の方々への放送か、競馬コアファンの方々に対する放送か。そのあたりの制作意図。ゴールデンの19時台に放送するということは、当然それ相応のお金が掛かってるだろう。それなのに、このグダグダ感。
一般人を相手にするなら、もう少しJBCとは何かについて触れておくべきだったと思うし、コアファンを相手にするなら、パドックをもっと時間とったりroad to JBCとこれまでの路線で銘打ってきたんだから、臨戦過程のレースを流すなど色々対策は取れたはずなんだけれども。そのどちらにも寄らず。もったいないの一言に尽きる。
来年は10月31日(水)に大井競馬場で開催予定と既に発表されている。もし来年も放送予定があるなら視聴者層のターゲットぐらいははっきりさせて欲しいところだ。
追記:原さんがまとめでメイショウボーラーなんて言っちゃう。ぼぉーっと観てたから「え?ボーラー出てたのか?」って思ったら、メイショウバトラーの言い間違いなだけだった。大事な役割の識者が紛らわしいぜ。
- レース
レースは前が速くなったようで、ブルーコンコルドの強さが際立つ内容に。トップ2頭とその下あたりにうじゃうじゃいるヒシアトラスとかシーキングザダイヤとか出てこない同じダートでも1600m以下は中央競馬しかやらない人にはどうでもいいな(笑)。年に一回のフェブラリーSしか大事なレースがないんだから。
とりあえず、来年のフェブラリーSまで無事ならブルーコンコルドが中心って事になりそうだ。
- 週末の注目馬
ざっと見た感じだと今週は特に買いたいレースがないようだ。その中からいくつかピックアップした。
- 土曜
京都2R ブライトロジック
前走はあまりにも競馬を教えすぎてる思うぐらいのんびり乗って脚を余して3着。ダートとかマイルを使えば簡単に勝てると思うが調教師はまだ2000mに拘る模様。教えながらでもそろそろ何とかして欲しい。
ローズプレステージとの馬連が1.8ぐらいか。そのローズは434kgと薔薇一族独特の小ささ。兄弟特有の緩さがあるから距離が延びるのは悪くないし、現状で平坦なのもよし。新馬で2番手にすっと付けられる器用さもある。
この2頭に迫るのがスズカストロング、テンザンコノハナ。この2頭は絞れて良化したクチだからぶくぶく太ってこなければ。初戦はセイザンダンサーの2着したマッシヴカイザーも初戦ぐらい絞ってくればチャンスはあるかも。
京都5R アドマイヤオーラ
名前の通り雰囲気のある馬だけど、結局POGでは獲らなかった。アグネスタキオンの下だったアグネスプロトンをイメージしたわけじゃないけれど。まぁ走ってみてから評価しよう。
ハンティングダラーも熱発で年末まで待つかと思ったが橋口先生はここで使ってきた。勝算があるのか、鞍上との兼ね合いや抱えている馬のローテに拘ったのか。いずれにせよ熱発明けの今回は買いづらい。
京都6R ステニスハート
当ブログではステニスハートを応援することになったので(勝手に)。初戦が1.12.4。新馬・未勝利ダートの時計厨としてはこれは相当に速い。もちろん連勝を期待してる。
相手は前走コーナーを曲がれないという予期不明な敗戦でPAT残金を減らすことに貢献したトロピカルライト。敗因は重め+左回りにありそうとのことで。鞍上(福永騎手)だけが個人的に嫌な材料だが、ヒモには買う。
それに先着したハタノワイズと宇宙クラスの馬コンゴウダイオーもダート替わりで拾うかもしれんが、頭はステニスハートで。
京都9R
煮え切らない差し馬ばっかりでまたシュンサイが残るかなぁと思ったら、番手に付けるであろうタガノシャンハイの鞍上が小牧さん。あー、潰しに行って潰れそうということで、普通にマルブツリードと広いコース替わりのホーマンジュピターで。
京都10R
京都限定と評判のオリエントチャームが京都へいらっしゃいまして。前走は大外に振られて間に合わなかったシルクタイガーも買いたいし、あの人が嫌で前走買えなかったトップオブツヨシが小牧替わりで買える。あと、レキシントンブルーも極端な差し馬場なら間に合う。ただ、大外回してたぶん4着。
京都11R
反動は気になるけれど、終わったんじゃないかと思う馬がたくさんいるだけに、ホッコーソレソレに33秒の脚でぶち抜いて欲しいところだ。
京都12R
個人的に前走の敗因は中一週で使った反動だったと思うグランプリオーロラがまた中一週でこの舞台へ。○××もありえるローテだけど、いかんせん相手に恵まれた。
その相手の中でもっとも強力なのは当然フォルテピアノ。小牧騎手曰く「春とは出来が違う」とのこと。絶好調じゃないグランプリオーロラやサンデーサンライズなら頭まで意識したいところだ。
東京11R
本当に層が薄い時はとことん薄いなぁダートの条件戦は。直感はマルカフレンチだったが1400mか。1F長いわ。
となると、もうワキノカイザーでいいんじゃないか? スリージェム、トウショウギアあたりと接戦してきた馬だし、それが出来る馬が関東馬がいっぱいのこのメンバーの中に出来るとも思えないし。柴田善&音無コンビ。
東京10R
ヒカルベガとカタナの馬連がどんだけつくか。3連単1・2着固定でもいいか。
- 日曜
京都6R 新馬
BT産駒のヴィクトリーが登場。重い仕上げで出てくるだろうし、人気もするだろうから買わない。
期待はシャイニーハンター。ダイタクバートラムの全弟。クラシックを望むのは厳しいかもしれないが、兄達同様息の長い競走馬生を期待している。
京都9R
詰め甘ホースのグッドネイバーが登場。前走はスローで動けず脚を余す。今回も間違いなくスローで、前走がよほどストレスの溜まる走りだったとみて武豊が捲りを打ってくる気がする。
武豊をマンマークしそうなのがフィールドベアー。これも甘い馬だがきっちり2着にまでは来る。溜めた方が斬れる脚を使えるって前走勝ってようやく気付いたらしいから武豊からワンテンポ遅らせてくるはず。
フレアリングベストも一瞬しか脚が使えず。その脚を前走は捲りで使った安藤勝が今回は同乗るか。
ドルチェリモーネは斬れない馬だけに、この超スローをどう乗るか。
京都11R ファンタジーS
前走4着以内はゼロというデータがあったが、該当はたったの1頭。これじゃ参考にならん。人気馬が強いレースだが、人気馬それぞれが抱える不安もあり、一概に堅そうとはいえない。
アストンマーチャンは個人的に走るフォームが好きじゃない。距離が延びて良い馬でもないと思うので割引。
イクスキューズは不利とされる短縮馬に関東馬。たがしかし、ボストンハーバー産駒なんだから短縮が悪いわけがない(勝手なイメージ)。
ハロースピード。間隔開いた馬はよくなく、鞍上もペーペー。馬はそこそこ強いし、フォームは好きだが、うーん。
ハギノルチェーレは前走内回りで後方一気。外回りの長い直線で…と期待されて伸びない四位先生のパターンか?
京都12R
土曜は行った行ったのダート、日曜は差せるダートがここ最近の京都ダートのパターンだが、このレースはぬるいペースでアグネストラベルが先行出来そう。内枠だとまだ気にする部分があるらしく、前走は少頭数で楽な競馬。外枠引いてくれ(笑)買いたい。
同じく外枠ホースのツタンカーメン、アグネスボゾンは内で我慢出来る馬。