先週の簡易回顧

  • 土曜

 京都3R クルサード
 先々は大きい所が狙えそうとはクルサードへの武豊騎手評。まだまだ緩い部分が多いので本当によくなるまでには反応遅れで取りこぼしもありそうだが、ある程度追ってから使える脚はある。
 コンティネントは前に行って粘りこめるかと思ったが最後に捕まる。気性面でもう少し大人になっていってほしいが、距離も一因かと。1600mぐらいの方が良いと個人的には思う。


 京都4R ミスターモナルコス
 父モナーコス×母父ノートブックという配合。父は2001年のケンタッキーダービー馬。同期にニ冠馬ポイントギヴン。主な勝ち鞍はケンタッキーダービーフロリダダービー。父系はマジェスティックライトに繋がる日本ではニシノフラワーとかスギノキューティー系統。母父はエアシャカールでお馴染みのウェルデコレイティッド。日本でそうメジャーな血ではないだろうが、それだけに面白い。この加藤守さんて馬主の方は外国産馬がお好きなのか父にアメリカ系種牡馬が多い。

 1.24.1は雨で重馬場だったとしてもソコソコ速い。名前的に大物になるかはあれだが、ちょっと注目。

 敗れたテラノフォースワンも絞れたら走ってくるだろう。


 京都5R ブラックオリーブ
 父スペシャルウィーク×母オリーブクラウン。ゲートを出てからしばらくはブラックタイドのように頭を上げて走ってたから「あー駄目かな」と思っていたが、折り合いがついてからはしっかりとした伸び。2着の武騎手が「勝った馬は強い」と言っていたように、2着馬を相手にしなかったのだから大したもの。距離延長も問題なさそうで楽しみな馬が出てきた。


 負けたドーントレダーもこの内容で走れるようならすぐに勝ちあがれるだろう。


 京都6R ルミナスハーバー
 前走よりインパクトは小さかったが距離も短かったし馬場も悪かったししょうがないか。阪神JFに行くようなら関西ではアストンマーチャンと並ぶぐらいの人気になりそうだけどタキオン産駒だからなぁ。それにしてもこの母系は恐ろしい。

 ゼットカークは500万下なら安定勢力。凄い斬れがあるわけではないが1400−1600mなら大崩れもないだろう。


 京都7R ダイショウジェット
 ここはパープルイーグルの走りにだけ注目していたが内枠でスムーズな競馬が出来なかったようで鞍上も失敗だったとコメント。叩いた次こそは。


 京都11R メイショウトウコン
 いくらなんでも-18kgは…と思ったが展開にも恵まれ着差は少ないが楽勝といっていい内容。まだまだ上を目指せる素材だけにしっかり調整していただきたい。


 ワキノエクセルはこの馬場に対応できたのが収穫。追ってから計算できる脚があるだけにどんな相手でもそれなりに競馬が出来る。このクラスでも安定した成績を残してくれるだろう。