簡易回顧の続きの続き
D-マットって言葉は表に出ないまま消えていくのか…。松坂の「ツ」が言いにくいらしい。この移籍交渉の勝ち組は西武なのか、代理人なのか、はたまた…。
さて、ようやく日曜分。意味のなさそうな回顧。
京都6R シルクシャープネス
スズカフォイルは内枠だと駄目だと鞍上評価。クラスで抜けているわけではないので過剰人気気味。
京都8R マイネルソリスト
タキオン産駒の格落ちは本当に強いなぁ。重賞初戦で飛ばして自己条件で買いのリズムはこの世代でも共通らしい。展開的に楽だったとはいえ最後に突き放した内容は悪くない。ただ、上ではまた苦しむとは思うが年明けのOP特別や中京で。
ウオッカが外を回りながら強い競馬。最後にソリストには突き放されたが物差しのマルカハンニバルを押さえる。それにしても、素晴らしい馬体で気性面が成長して後肢に身が入ったらと考えるとワクワクするような器。半兄のよりもスケールは遥かに上。
マルカハンニバルは使い詰めて上積みなく。早めに動いたが疲れでもあったのか伸びきれず。そろそろ休養入れた方が良いと思うが。
エイシンイチモンジはフワフワ走っている印象。まだまだ身が入っていないというか、マンハッタンカフェ産駒に総じていえる雰囲気をかもし出している。競り合いには強そうではない。母父からも相手が弱くなった方が良いだろう。自己条件なら。
京都9R メガトレンド
マルブツフジが逃げてくれて前だけを目標に出来た楽な展開。最後に交わして完勝。最近パドックで以前ほど入れ込まなくなってきたのは成長分だとみる。ただ、昇級では厳しいとは思うが。
マルブツフジは現状だとこの競馬の方が良いのかなぁ。砂を被らない競馬が良いということだろう。
京都10Ｒ マルカグレイシー
フェイトトリックスは時計が早過ぎない、でも良馬場がいいらしい。難しい条件だな。内が悪くなってきている印象があるだけに内枠だったのが災いしたかも。
アンティークコインはズブさが出て距離延長が良い方に向いているようだ。この内容ならこのクラスでも。
京都11Ｒ フサイチパンドラ
カワカミプリンセスに関して思ったのは、周りの馬が速い流れで楽に追走している勝負所で手が動いているのは、この馬の特性なのか鞍上の癖か。おそらくは前者。秋華賞も4角で鞭が入り苦しい格好で外に出し何とかアサヒライジングを捕まえ。その時は「休み明けだから反応が悪かった」と思われたが、二戦続くと秋になってズブい所が出てきたのかなぁと。鞍上はこの馬を掴んでいたと過信があったのか勝ちを焦ったのか。あの瞬間内に入るのを我慢出来なかったかとも思うが、横に居たのも一瞬で反応出来ないヤマニンシュクルだったのが運の尽きだった。このレースを観て今一度メイショウバトラーのシリウスＳは何で降着にならなかったのかと思う。和田さんと幸四郎騎手もそこそこのアクションをしていただと思うが下馬が足りなかったのか？
カワカミプリンセスは馬の出来はよくなっていただけにもったいなかったが、来年はこの馬の年であることが証明されたレースでもあった。もし、本田さんが引退したら鞍上は角田さんか？
フサイチパンドラは陣営の苦労が実を結んだ。桜花賞までは外から被されるだけで沈むムラな面があったがオークス以後、それが解消された。一押し足りない部分はあるが、崩れる要素もなくなった。春先の負けは鞍上のせいもあったのかもしれないなぁ。元から調教は抜群に動く馬だし、強めに乗り込んでもへこたれないだけの下地がある素材。来年も楽しみ。
スイープトウショウはスタートして前を見たらカワカミプリンセスがいたから都合よくマークしたけれど差し切れなかった感。これが昨年ならまた違った結果になったんだろうが、風がこの馬に吹かなくなった。アドグルもそうだが、最後は完敗といっていい内容だった。馬の力を信じたといえば聞こえはいいが、もし力落ちがあったとして、それでも大外に持ち出したら鞍上のヘグリ以外の何物でもないが。オークスや京都大賞典の内容からイン突きの競馬が出来ることもわかっているだけに、ＧＩになると大外に出したがる鞍上の決め打ちがこの馬の勝てる可能性狭めることになったのかもしれないとアンチの推測による意見。
馬は本当にお疲れ様。この馬に限らず2歳から5歳まできっちり走り続ける事は並大抵のことではなく、ましてや牝馬で牡馬と混じってというのだから恐れ入る。エアグルーヴ、ヒシアマゾン、メジロドーベルに並ぶ競走馬としての名牝である。まだ引退が決まったわけじゃないが。
ディアデラノビア、アドマイヤキッスは一歩足りない同じような競馬。今後もそれが解決されることはないと思ってしまうような内容。アドマイヤキッスはマイラーというよりもトライアル向きの馬。それは母系が出ているのか。一般にカリカリした馬の方が休み明けは走ると競馬界では通説だが、この馬は無駄な動きをしないから休み明けでも仕上がるんだろう。次走は愛知杯とのこと。買うしかないなぁ。
サンレイジャスパーの負け方は使い詰めできた疲労もあるとおもうが、血の壁も感じた。まだまだ牝馬路線を引っ張っていって欲しい馬。
アサヒライジングはラチ一杯の粘りこみを期待して買ったが馬場の良い所を選んで斬れ勝負に持ち込んでは分が悪かった。
ダンスインザムードとスイープトウショウが代表の世代から抜ける来年はカワカミプリンセスとフサイチパンドラ、エアメサイアとディアデラノビアの世代対決。
京都12Ｒ サンライズレクサス
プリュネルとサンライズレクサスの2頭の競馬でどちらかが取りこぼして3着落ちを期待して買ったらプリュネルが失速。鞍上曰く、「ニ走ボケ」らしい。中二週だから信じたんだが。4角までの行きっぷりが良かっただけに本当にわからん。
サンライズレクサスはＯＰまで行ける馬。49er産駒らしく繊細な気性の持ち主だけにあまり内枠で厳しい競馬をさせたくない。鞍上もその意識はあるのか早めに外に出した。昇級でも外枠の方がいいだろう。
エアオーサムの自分の力分は走っているがバイアスがないと差すまではきつい。
ハギノトリオンフォは絞れてくればもっと走れるだろう。次走も買い。
