土曜予想

 『逆説思考』という本を読んだ中で唯一心残ったのは、予言の自己成就という項目。その中で、筆者が唱える「鏡像効果」の話に感銘を受けた。文中のまとめを引用すると、「自分が幸せになりたければ、周りの人間をみな『いいひと』だと思ってニコニコするようにしよう」ということなのだそうだ。
 初対面のAさんとBさんがいる。AさんがBさんに好意的に振舞う。Bさんもその好意的な振る舞いに対して明るく対応する。Aさんはそれを受けてさらに好意的に。Bさんはそれを受けて…という感じで相互作用が上手くいくということのようだ。


 そうすればいいことは頭ではわかっているものの、なかなかそうできないのが人付き合いの難しい所。良いサービスを受けたければ良いお客であれという言葉があるかどうかは知らんが、そういうことだろう。サービスの提供側はそういうことでは駄目だろうが、そうなってしまうのが人間心理。


 ただ、素直になれず、恥ずかしさもあり、距離を置こうとするのが、安いプライドと必要のない見栄を持つ、三流人間(僕のような)のする愚行。そろそろ、それが若さってことだよと済まされる年齢でもなくなってきたんだろうけれど(笑)


 やっとここに来てアンテナに感覚が戻ってきた。


 超眠たい。その上、予想なんてしてる暇がないから、昨日upしようと思ってしなかったのを今日にスライド。

  • 週末展望

 土曜
 阪神6R 初戦から安藤勝が絶賛したホワイトメロディーの二戦目。クロフネ圧勝の二戦目というのは疑って掛かる部分ではあるが、クロフネ産駒が苦手な延長でもないし、初戦と同条件なだけに。鞍上が安藤勝→柴田善替わりは多少怪しさを醸し出してはいる。
 相手筆頭は、アグネスポライトとミスターモナルコス。穴ならダートでの内容がそう悪くな
いメルシーコバン。
 →たぶん買わない。


 阪神9R 共に二戦目で世間様からがっかり烙印を押されたオーシャンエイプスとナタラージャだが、このメンバーに入ると、やはり上位であると思う。この他の馬がきさらぎ賞で4着に入り、若葉Sで3着になれるかと考えると。というか、この2頭しか知りません。。
 オーシャンが幸なのは、いつでも奪い返せる騎手だからだろう。ただ、オーシャンエイプスについて気掛かりな事は、ソエがきっちり治ってここから始動ということなのか、ダービー出走しようと思えば逆算してここでないと間に合わないと判断しての出走なのか。前者だと狙ってもいいんだが後者じゃちと不安。パドックで足元のチェックは必要そう。
 →間違いなく買わない。


 阪神10R ダークメッセージに頑張っていただきたく。ここを勝って天皇賞に出ても本番は8着ぐらいだと思うが、個人的に買わなければいけないような空気が漂ってるので。
 エアセレソン京都記念で馬場の悪い内を突きながらよく伸びていたのが目に留まったので、復調していれば。狙いは新潟大賞典の気がしなくもないがチーフベアハートの延長なので。
 →買わない。


 阪神11R 前走を圧勝して勢いがついたディアデラノビアと年に何回かしかない待望の1400m重賞を使ってきたアグネスラズベリの対決に条件上がりから何が割ってはいるかの構図。アサヒライジングがどれだけ復調しているか。買うなら上記の馬連だが3倍台検討。
 →たぶん買わない。


 阪神12R まだ良くなりきっていないピサノフィリップだが、当然の如くここも人気。休養している間にすっかり層が薄くなってしまい人気がいつまで経っても美味しくない。フィールドジュエルが二番人気になりそうなこのレースはヒモ荒れで小波乱の予感。ただ、そのヒモがわからん。ダイナミックエースが短縮で?
 →見送るだろうなぁ。


 中山11R これがマイルCのトライアルということは、やはり今年のマイルCはクラシック組が中心か。人気もそうなるだろうし。
 ◎ワールドハンター
 ○ヤマカツブライアン
 ▲スズカコーズウェイ

 先週出てきてくれなかったのでスライド二重丸。ダート1700mで突き放された、ダート1600mで伸びなかったように1600mという距離は微妙も、そこから成長していると信じて。残り1Fで伸びずにやっぱり先週出しとけばと言わないで済むように。
 ヤマカツブライアンはダートの方がいいと思うけれど、この面子なら。親戚が先週のメイン勝ったし、適正ズレということはないだろう。もちろんPOG馬。
 スズカコーズウェイが実質の◎候補だが、鞍上がここらで重賞を勝ってしまうと弥生賞からフィリーズレビューから勝ち過ぎなような気がする(弥生賞、FR、大賞典、宮記念、ドバイ)ので割り引いた。というか、フレンチデピュティ産駒だと思ったらジャイアントコーズウェイなんだね。フレンチは母父か。字面だけでは芝の重賞のイメージが湧かない。レース追ってれば湧くけれど。


 →ワールドハンターは世界は獲れないだろうけれど、マーガレットSぐらいなら獲れるって先週書こうと思って書けなかったので、今週書いておこう。世界は獲れないだろうけれど、NZTぐらいなら獲れるんじゃね?(一応NZを制覇)。
 何の根拠もなく、相手はヤマカツブライアンとハロースピードにした。買うなら単勝馬連を2点ほど。

  • 日曜

 阪神5R コンティネントがスプリンター説を唱える者として、短縮は歓迎したい。

 阪神9R ザレマがどんな勝ち方をするかというレースか。ヒカルアモーレはFRの内容が良かったがクロフネの(以下前述)。


 阪神10R アグネスネクタルは四位さんがいるのに乗らないということは、ウォッカに向けての騎乗制限なのか。その昔、○原さんがやったようなレースが終わった後はフラフラで立つのもしんどいとされる渾身の一鞍を再現しようとしているのか!(笑)ということで、アグネスネクタルが中心。今なら乗り難しいという事もないはず。出遅れ不安が出てきたが。。
 ナリタプレリュードは折り合いが酷くなっている。ゲートも不安定だし怖いが本来は相手なりに走れる馬。マイイージス、グランプリスターがいるだけにペースは速くなるはずで、折り合いは前走より楽になるはず。
 追ってしぶといスマートストリームは鞍上人気しそうだが、速い流れを前で付いていければ面白い。
 マイネルラヴェルマイネルテセウスといった昇級組は能力が足りないと思うが、最近は多少能力が足りない昇級組でも突っ込んでくるだけに。ただ、買いたくはない。


 桜花賞
 個人的に阪神マイルのスタート地点が改善されて変わったのは、外枠だけではなくて、1枠の馬だと思うんだけれど。それまで桜花賞とか阪神JFでほとんど用無しだった1枠からウオッカが勝ち馬として出た。それも包まれながら。過去10年ぐらいの桜花賞をざっと見て、きたのがユイノビジンの2着とオグリローマンの1着だけ。阪神JFの方は過去5年ぐらいでアローキャリーぐらい(逃げ馬)。2003年のヤマニンアラバスタのレース振りが典型的な内枠不利な内容だった。コース形態状の外枠不利(実際は大舞台では有利だった)だけではなく、繊細な牝馬にとって急に馬が殺到する最内枠も不利だったというデータ。これが使えなくなったのは惜しい。


 まぁ、そんな事は予想に関係なく。三頭の力を余すことのない競馬を見たい。


 他のレースについても書こうかと思ったが眠たいので、これにて終了。