雑記

 あと二回か三回か。

  • ちょっとだけ調べた

 伊藤雄調教師が『最強の法則』の中で、武豊の勝ち星が伸びない原因は年明けに騎乗停止になっていたせいで、有力馬が岩田とかアンカツ等の他騎手に持っていかれたせいだって言われているけれど、実際はどうなんだろう。

 1月の京都開催(騎乗停止だった間)をちょっと調べてみる。前走武豊で、乗り替わった馬。

日付レース馬名着順次走
1/6京都金杯マイネルスケルツィ1着前走がスポットで主戦は善臣
1/6京都金杯スズカフェニックス5着阪急杯武豊で3着
1/79Rスズカフォイル7着武豊で1着
1/79Rセトモモチャン8着騎乗無しで4連敗
1/712Rレッドバースピン13着以降、障害へ
1/82Rロフティマウンテン3着武豊で負け、ペリエ→岩田へ
1/810Rラバグルート9着前走がWSJSでスポット
1/8シンザン記念アドマイヤオーラ1着弥生賞で戻り1着
1/131Rマルヨカレッジ3着北村友→川田で1着
1/1310Rイントゥザグルーヴ5着武豊戻りも4着、2着
1/145Rハギノアスラン5着子鮫島で12着
1/149Rアシュレイリバー6着他の騎手で勝ち星無く

 これだけ見ると、武豊が休んでいる間に武豊から他の騎手替わりで結果を出して、その影響で、武豊に戻しづらくなって、武豊への騎乗馬の質が落ちたとは言いがたい。戻ってきた馬もいるし、騎乗停止明けで継続騎乗の馬もそこそこいるし。

 まぁ、このデータは京都だけだし、しかも、他の騎手が乗って勝った馬で、武豊騎手に回ってくる予定だった馬が、他の騎手で今も継続騎乗している可能性もなくはない。ただ、正月競馬の勝ち馬、上位馬一覧をずらっと見ていると、どうにも武豊が普段乗るような厩舎のラインナップではない(個人的なイメージに過ぎないが)。


 それよりも藤田が驚異的なペースで勝ち星を積み上げており、三月末から乗り始めたにもかかわらず既に27勝。福永が23勝で武豊が40勝だから、この数字がいかにハイペースか推して知るべし。

 あとデータをずらっと見比べた印象としては、アンカツは騎乗数を絞ってるのもあって、継続騎乗が多い。最初から勝てそうな馬を選別して乗ってくるから、継続騎乗で一つこぼしても、次で順当に勝ってる。岩田は、とにかく騎乗数が多くて、その中で有力馬を掴んだら離さず、なおかつ、新規馬でも勝つ。例年の武豊のスタイルに近い。


 もう、どうでもいい話だが。

  • 土曜

 お茶を濁す程度に予想はしておこう。えらく沢山雨が降ったので馬場は悪そう。


 中京10R白百合S
 いかにも怪しいメンバーが揃って昨年のような波乱の再現を匂わす。
 ◎バブルウイズアラン。前走のパドック見た印象としては休み明けでちょっと余裕があるかと思ったが、それはバブル産駒と持って生まれたものか。この馬の良さはとにかく「ケツ」。エロい尻してた。プリプリ。距離が延びるのはあんまり歓迎出来ないが小回りでスローなら。馬場悪化も問題なく、むしろ他が気にすればチャンス。

 クラシック路線組は力的には上だろうが、中京1800mが合わなさそうな馬ばっかり。


 金鯱賞
 久しぶりにベスト条件に出てきた◎スウィフトカレント。平坦で、中距離。天皇賞以後は合わない条件を使われてきて、1F長く平坦の京都記念が馬場の悪い内目を通って4着。久々も問題ない。

 ウイングアロースマートボーイ等のダートの雄を輩出したアサティスが13日にこの世を去っていたそうな。園田で「ダートといえばアサティスなんで」とネタっぽい予想もしたなぁ。安らかに。。。